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今回は商品紹介と言うより入荷案内です。
BIG SKY INTERNATIONAL(ビッグスカイインターナショナル)のRevolution(レボリューション)1.5P TENTです。
ビッグスカイインターナショナルといえば近頃はインシュライトポーチでお馴染みになっている感がありますが、元々は個性的なテントで知名度を高めてきたブランドです。
ベースキャンプでも過去にチヌーク、ミラージュ、ウィスプと言ったビッグスカイの主力テントを扱っていたのですが、ある時期を境にパッタリと日本に入荷されなくなっていました・・・。
ただ、その間もインシュライトポーチに関しては不定期ではありながらも何度か輸入されていたので、この期間に初めてビッグスカイインターナショナルというブランドの事を知ったという方にとってはまさかテントも作っているメーカーとは思われていないかも知れません(笑)。
そのような経緯があったものですから、せっかくなので今回は入荷案内をしてみようと思った次第です。
とはいえ今回の入荷もごく少量、入荷したモデルもレボリューション1.5Pのみです。
*他のモデルにつきましては引き続き入荷未定な状況ですので、大変申し訳ありませんがご予約等は承っておりません<m(__)m>
ちなみに今回入荷のレボリューション1.5Pですが、そもそもスペック的にはこの季節におすすめできるテントではありません。
しかしながら次回の入荷がまた定かではありませんので、今年の夏山時期などハイシーズンに向けてテントをご検討されていらっしゃる方は早めの計画という事で見て頂けますと幸いです。
レボリューション1.5Pの仕様
まずはサイズからご覧ください。
![BIG SKY INTERNATIONAL(ビッグスカイインターナショナル) Revolution 1.5P TENT](https://www.basecamp-jp.com/images/material/01001bsi2401_2.jpg)
定員数[1.5]とある通り、フロア面積は荷物を考えなければギリギリ2人が収まるサイズ感です。
(スリーピングマットの幅がだいたい50~60cm)
一般的な2人テントの幅125~130cmに対してはやはり狭め、しかも足元側にかけてさらに狭くなっていくフロア構造です。
このことからレボリューション1.5Pはソロ使用の場合スタンダードな2人用テントよりも大きすぎず、1人用テントよりも居住性にゆとりがあるという、ちょうど良いサイズ感ではないでしょうか。
このサイズで両サイドに前室があるというのもポイントで、通気性はもちろんですが、ソロユースであっても荷物の整理に有効と思います。
でもって2人で使用する時は各々の荷物置き場として機能します。
また天井ポールによってサイドウォールが立ち上がる仕様ですので、起き上がった時でも頭周辺に窮屈さを感じないように工夫されています。この居住性の良さはソロでも2人でも有難いと思います。
このサイズ感を踏まえて製品を見ていきたいと思います。
![BIG SKY INTERNATIONAL(ビッグスカイインターナショナル) Revolution 1.5P TENT](https://www.basecamp-jp.com/images/material/Revolution_1.jpg)
本体以外の付属品はペグと補修生地です。
![BIG SKY INTERNATIONAL(ビッグスカイインターナショナル) Revolution 1.5P TENT](https://www.basecamp-jp.com/images/material/Revolution_3.jpg)
説明書は極簡易的なもの、しかも英語のみです・・・。
フットプリントは付属しませんのでご注意ください。
また別売りもありませんので、必要な方は代用品か自作にて対応ください。
ちなみにフロア(ボトム)生地は15Dのナイロンリップストップ、耐水圧は3,000mとされています。
![BIG SKY INTERNATIONAL(ビッグスカイインターナショナル) Revolution 1.5P TENT](https://www.basecamp-jp.com/images/material/Revolution_2.jpg)
このペグ、別売りもあるんですが、以前から凄い人気なんです。
で、これがまた今はなかなか輸入されないという(笑)。
![BIG SKY INTERNATIONAL(ビッグスカイインターナショナル) Revolution 1.5P TENT](https://www.basecamp-jp.com/images/material/Revolution_12.jpg)
ペグまで収納した状態はスタンダードな3シーズンダウンシュラフとほぼ同じ大きさです。
このサイズにフライシート・インナー・フレーム・ペグが全て収納されています。
次は他社テントとの比較です。
レボリューション1.5Pと同様に
-
最大2人
-
両サイドに前室を備えている
-
天井ポールで居住性を確保している
というキャラクターのテント達と比較してみます。
![BIG SKY INTERNATIONAL(ビッグスカイインターナショナル) Revolution 1.5P TENT](https://www.basecamp-jp.com/images/material/Revolution_5.jpg)
ご覧の通り全長差がだいぶ差があります。
レボリューション1.5Pのコンパクトさは魅力ではないでしょうか。
![BIG SKY INTERNATIONAL(ビッグスカイインターナショナル) Revolution 1.5P TENT](https://www.basecamp-jp.com/images/material/Revolution_6.jpg)
コンパクトさの秘密はフレームにあります。
レボリューション1.5Pのフレームは節数を多く設けられているので他よりも短く、収納袋に収まる短さまで折りたたむ事が可能になっています。
バイクパッキング用テントに多く見られる工夫と同様ですよね。
レボリューション1.5Pのフレームはアルミ製の7.9mm径、折りたたみ長さ30cm。メインポール×2、天井ポール×1の計3本です。
以上を踏まえてお待たせしました、最後は気になる重量です。
カタログスペックでは1,406gとなっていましたが・・・
![BIG SKY INTERNATIONAL(ビッグスカイインターナショナル) Revolution 1.5P TENT](https://www.basecamp-jp.com/images/material/Revolution_4.jpg)
付属のペグ含めて計測した総重量は1,554gとなりました。
ペグの重量が155g[12本、ペグケース込]だったので、より軽量なペグで代用すればもう少し軽くできそうです。
ちなみに途中で比較対象にしたテントの総重量はカタログスペックでそれぞれ、
<写真左>ビッグアグネス タイガーウォールU.L.2:1,130g
<写真右>ハバハバシールド2:1,470g
となっています。
こうやって見るとレボリューション1.5Pは目立って軽量と言うわけでもないのですが、収納サイズのコンパクトさも加味して考えると携行性能は良好と評価していいと思います。
続いて機能面です。
本来であれば設営状態で撮影できればよかったのですが、如何せん入荷数が限られているため叶いませんでした。
その為簡略版での解説となりますのでご容赦ください。
![BIG SKY INTERNATIONAL(ビッグスカイインターナショナル) Revolution 1.5P TENT](https://www.basecamp-jp.com/images/material/Revolution_11.jpg)
ビッグスカイのテントの特徴のひとつがこのフライシート。ナイロン両面をシリコンコーティングした「SuperSil fabric」というオリジナルの素材が採用されています。レボリューションの場合は15Dのナイロンリップストップ生地がベースになっており、耐水圧は2,000mとされています。
![BIG SKY INTERNATIONAL(ビッグスカイインターナショナル) Revolution 1.5P TENT](https://www.basecamp-jp.com/images/material/Revolution_7.jpg)
インナーキャノピーはご覧の通りメッシュ仕様。冒頭で冬向きではないと申し上げたのはこの仕様の為です。
反面、蒸し暑い時期は快適そのもの。メッシュパネル且つ両ドア仕様のレボリューション1.5Pは通気&換気は問題ないでしょう。
2024年の夏は山のテント場でも相当な酷暑でしたから、涼しいテントが欲しいという方には理想的な構造と思います。
設営はアウトフレーム・フック式。
![BIG SKY INTERNATIONAL(ビッグスカイインターナショナル) Revolution 1.5P TENT](https://www.basecamp-jp.com/images/material/Revolution_10.jpg)
フライシート外側のフックをフレームに取り付ける方式です。
![BIG SKY INTERNATIONAL(ビッグスカイインターナショナル) Revolution 1.5P TENT](https://www.basecamp-jp.com/images/material/Revolution_9.jpg)
![BIG SKY INTERNATIONAL(ビッグスカイインターナショナル) Revolution 1.5P TENT](https://www.basecamp-jp.com/images/material/Revolution_8.jpg)
そしてインナーはフライに吊り下がっています。
これによってフレームにフライを取り付ける動作で同時にインナーも立ち上がる仕組みです。
スピーディーな設営が期待できそうですね。
またインナーは取り外すこともできますので、フレームとフライシートのみでシェルター的な使い方も可能。
OMMやファストパッキングの際にはこの戦法もアリかもです。
いかがだったでしょうか。
ご覧いただきました通り、ビッグスカイインターナショナルのテントはけっこう個性派の部類です。
一見するとU.L.テントの雰囲気を醸し出していますが、決して軽量化に傾倒しているわけでもなく、あくまで機能性を優先した設計になっています。
遊び手次第で様々な活用ができるような汎用性があり、「このテントを使ってどんな遊びができるだろう?」という想像力を掻き立ててくれる不思議な魅力を感じさせてくれます。
このあたりがコアなファンを生んでいる理由だと思います。
テント泊が快適な季節はもう少し先ですが、こういう話をしているとやっぱり山に泊まりに行きたくなりますね。
以上、今回はビッグスカイインターナショナルのテント、レボリューション1.5Pのご紹介でした。
商品ページはこちらです。
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2025-01-11 12:59:54
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年末年始の強烈な寒波でエリアによっては雪山を存分に楽しめる降雪があったようですね。
そんなわけで今回は雪山登山の必須装備・クランポン(アイゼン)の新商品をご紹介したいと思います。
GRIVEL(グリベル)の『エアーテックEVOデュアルマチック』『G12EVOデュアルマチック』です。
エアーテックもG12もグリベルではもちろん、冬山ギアを一式揃える際に誰もが一度は検討するであろう定番中の定番と言えるクランポンです。
今回新商品として登場したのはそれらのバリエーション品。
“デュアルマチック”という名称は、
これら2通り(=dual[デュアル])のバインディング方式に対応している事を表しています。
▲ワンタッチ式
|
▲セミワンタッチ式
|
*画像はエアーテックEVO
ここで一旦グリベルのクランポンのバインディング名称・方式のおさらいです。
このように区分されていますので、2通りのバインディング方式に対応する本製品は“デュアル”“マチック”というわけです。
バインディング方式の切り替えはフロント部分の「ベイル」というパーツを交換して行います。
購入時はセミワンタッチ式の「トランスフォーマーベイル」がセットされており、ワンタッチ式の「クランプオーマチックベイルハンガー」は同梱されている状態です。
ちなみにトランスフォーマーベイルそのものもこの秋冬からの新商品で別売りもあります。靴の甲の高さに合わせてS・M・Lの3サイズが用意されており、デュアルマチックに付属しているのは標準的な登山靴にちょうど良い長さのMサイズ。
クランプオーマチックベイルハンガーも標準サイズにあたるナローベイルが同梱されています。
このデュアルマチックに魅力を感じるのは以下のケースでしょう。
残雪期用登山靴(セミワンタッチ式クランポン対応モデルが多い)と厳冬期用登山靴(ワンタッチ式クランポン対応モデルが多い)の両方を使い分けたいがアイゼンは1つで済ませたいという時。
あるいは厳冬期用登山靴を使う場合でも爪先側コバの相性でクランポンが不意に外れぬよう敢えてセミワンタッチ式で使う事も想定しておきたいいたいという時。
対応する靴を限定しないので、複数人での共通装備としても活用できると思います。
実はこのデュアルマチックと同様の方式(商品パッケージ)を採用しているクランポン・アイゼンは既にペツル等からも販売されていましたが、今シーズンようやくグリベルからも発売となりました。
エアーテック、G12という既に実績のあるクランポンそれぞれに更に使い勝手の良いバリエーション品が待望の登場というわけです。
いかがだったでしょうか。
雪山はそもそもが装備にお金がかかる山遊びというのに、近年は輸入品の値上がりも続きなかなか気軽に買い替えや買い足しがしにくい状況になってきています。
そんな中で今回のデュアルマチックのように予め複数の使い分けやユーザー毎のスタイルを考慮した製品は使い勝手もですが経済的にも気が利いていますよね。
とは言えやっぱり高額なギアには変わりがありませんし、そもそもが安全を左右する装備です。
購入の際はしっかりと要点を見極めて選ぶことを心掛けてください。
初心者の方は迷わずベテランさんや経験者、我々のようなショップにご相談をされるといいでしょう。
以上、今回はグリベルのクランポン、エアーテックEVOとG12EVOのデュアルマチックの紹介でした。
商品ページはこちらです。
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2025-01-06 19:21:41
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☆ 2025年 新春初売り ☆
期間:1月2日(木) ~ 1月6日(月)
※1/1(水)はお休みさせて頂きます。
全商品10%OFF!毎年恒例の福袋もご用意しております!
さらにおはがきにてプチ抽選会も実施予定になりますでおはがきも忘れずご持参くださいませ!
※平常価格の商品が表示価格から10%OFFでお買い求めいただけます。
※価格表記は平常のままなので、レジにて割引します。
※特価品[黄色値札]、地図・書籍、修理品は対象外です。平常価格品にも一部対象外がございます。
※お取り寄せ品は対象外です。セール期間前にご注文の商品も同様です。
※本セール中はポイント付与率が0%となります。
※商品の事前取置はご遠慮ください。
※本セールは店頭限定の催しです。WEBでのご注文は対象外ですのでご了承下さい。
皆様のご来店、ご利用お待ちしております!
2024-12-30 12:08:50
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~年末年始の営業のご案内~
お客様各位
本年もベースキャンプをご利用いただき、誠にありがとうございます。
誠に勝手ながら、年末年始は下記の通り時間を変更し、営業させていただきます。
特に、12月31日、1月1日は店舗・WEBショップともに休業を頂戴いたしますのでご注意くださいませ。
ご不便をおかけしますが、何卒ご理解いただきますようお願い致します。
本年中のご愛顧に心より御礼申し上げますと共に、2025年も変わらぬ お引き立てのほど 宜しくお願い申し上げます。
<店舗>
年内の営業は12月30日(月)までとなっております。
2024年
12月29日(日) → 10:00~19:00
12月30日(月) → 10:00~19:00 *年内最終営業日
12月31日(火) → 年末休業日
2025年
1月1日(水) → 年始休業日
1月2日(木) → 10:00~19:00
1月3日(金) → 10:00~19:00
<WEBショップ>
12月30日(月) 12:00~以降のご注文 → 年明け1月2日以降の受注確認&出荷
12月31日(火) → 休業日の為ご注文いただけません
1月1日(水) → 休業日の為ご注文いただけません
1月2日(木) → 店舗再開の10時より受注および出荷業務再開
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご容赦くださいませ。
2024-12-28 13:56:10
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PAAGO WORKS(パーゴワークス)から初のファーストエイドバッグが登場しました。
その名も『MY FIRST AID(マイ・ファースト・エイド)』。
ネーミング通りまだ専用のファーストエイドバッグを持っていない方や、自分だけの拘りのファーストエイドキットを構成したい方におすすめのアイテムです。
![PaaGo WORKS(パーゴワークス) MY FIRST AID / マイファーストエイド](https://www.basecamp-jp.com/images/material/10007pgw2401_9.png)
サイズはSとMの2種類。
一見すると何の変哲もなさそうですが、今回の新商品もまたパーゴワークスらしいギミックが備わっていますのでご紹介いたします。
『POPS』により自由自在なカスタマイスが可能
マイファーストエイドの最大の特徴が『POPS(Paago Organizing Pocket System)』と呼ばれるギミック。
付属のジッパーバッグをベルクロによって脱着可能にしたシステムです。
これによって例えばジッパーパック毎に細かく仕分けした各ファーストエイドキットを、活動内容によって持って行く⇔持って行かないといったカスタマイズをより手軽に行う事ができます。
また内服薬などは日頃からジッパーバッグ単体で持ち歩き、登山の時にはマイファーストエイドにドッキングするといった芸当も可能です。
SとMのサイズの違いはこのジッパーバッグの大きさの違いです。
必要最低限の構成にしたい、トレランみたいにできるだけ省力化したいアクティビティにはSサイズ、
常に万全に備えておきたい、パーティリーダーを務める事が多い人はMサイズといった選び分けになるかと思います。
ジッパーバッグは防水仕様なので衛生面でも安心。
●ップロックよりも硬質でやや厚みもあるため繰り返しの使用を想定した耐久性も備えています。
メモを書き込めるスペースもありますので、整理や保管の際の使い勝手も考えられています。
(公式サイトでは買替・追加用にジッパーバッグ単体でも販売されているようです)
基本スペックも優秀
POPSという斬新なギミックだけでなく、ファーストエイドバックとしての基本もしっかり押さえてあります。
まずはIDシート(緊急連絡先カード)。こちらはタイベック製で防水性も問題なし。ちなみにこちらもジッパーバッグ同様取り外しが可能。
そして本体の収納スペース。ジッパーバッグに入れるものとは別の用途のギアの収納にも役立つポケットです。
カラーリングやデザインはありきたりですが、そこはやはり実用性を重視した設計。
パックの中で見つけやすい赤、ロゴマークは夜間に助かるリフレクター仕様と、視認性もバッチリ。
商品開発にあたっては山岳ガイドや医療従事者を含む多くのユーザーからアンケートを集めてあるだけあって、とにかく“使える”ファーストエイドバッグに仕上げる事へのこだわりが感じられます。
どれだけ斬新なギミックがあったとしても、本当に必要になる緊急時に真価を発揮しないファーストエイドバッグでは意味ありませんからね。
いかがだったでしょうか。
山に入る際はしっかり揃えておきたいファーストエイドキット。
人それぞれご自身用にカスタマイズされたキットを準備されていると思いますが、専用バッグで携行している人は案外少なかったりします。
より安全安心な山行のためにも、一度導入を検討されてみてはいかがでしょうか。
そして初心者の方は最初にどんなバッグを選べばいいのか分からないといった方も多いと思われます。
始めて間もない事は他の必須装備を選ぶのに頭がいっぱいになって、こういう細かい部分にまで気が回らなかったりもします。
そんな方もとりあえずこれを選んでおけば大丈夫、それくらい完成度が高いのが今回のマイファーストエイドです。
またファーストエイドキットはアウトドアだけでなく、日常はもちろん、旅行や出張でも活躍の機会があります。
何より災害多発国であるここ日本ではいつ緊急時が訪れるかわかりません。
常に備えよの意識、防災バッグの計画第一歩としてまずは自分自身用のファーストエイドキットを作ることから始めてみてはいかがでしょうか。
色んな場面で、十人十色。
自分だけのカスタマイズ。
頼れる“MY FIRST”をこの機会に考えてみませんか?
以上、今回はパーゴワークスのマイファーストエイドのご紹介でした。
商品ページはこちらです。
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2024-12-24 21:56:41
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![belmont(ベルモント) BM-119 エマージェンシーホイッスル蓄光](https://www.basecamp-jp.com/images/material/22002blm2401_bannar.jpg)
面白いホイッスルが入荷しましたのでご紹介いたします。
belmont(ベルモント)の『エマージェンシーホイッスル蓄光』です。
光を吸収し、暗闇で放出する蓄光タイプの笛。
本体全長が5cm弱と非常にコンパクトな分、見失ったり紛失のリスクが避けられません。
そこで蓄光機能が役に立ってくれるというわけです。
夜間の非常時、特に一刻を争う場面においては視認性の高さも重要になります。
またテント内外や夜間行動時にうっかり落としてしまっても普通の笛に比べて見つけやすいと思います。
重量は約5gで相当軽量な部類。
音量は約95dB。スペックが記載されているホイッスルの中では決して大音量クラスではありませんが、アウトドア用としては充分なレベルでしょう。
(電車が通るときのガード下の騒音が約100dBらしいです)
ちなみにこのホイッスルの価格は660円(税込)。
価格こそ●均のものに負けるかもしれませんが、アウトドア用の本格的なホイッスルも加えて総合的に比較しても重量×音量の実用性に対するコスパが非常に優れるホイッスルと言えると思います。
ホイッスルはトレランやマウンテンマラソンの装備レギュレーションでも対象になることが多いので、まだ揃えていないという方にもオススメです。
本体も樹脂製で錆の心配もないため、沢登りや雪山も含めた山行全般で躊躇なく使えます。
更にこのホイッスル、本体以外も機能的なのです。
それが本体とカラビナを接続しているナスカン。
![belmont(ベルモント) BM-119 エマージェンシーホイッスル蓄光](https://www.basecamp-jp.com/images/material/22002blm2401_1.jpg)
![belmont(ベルモント) BM-119 エマージェンシーホイッスル蓄光](https://www.basecamp-jp.com/images/material/22002blm2401_3.jpg)
このナスカンは小さい力で引っ張って外すことが出来るので、例えば緊急時、キーホルダーみたく鞄やザックにぶら下げていたとしても即座に外して口に持ってこれるし、もしくはネックストラップで首にぶら下げていたとしても引っ張り過ぎて首を絞める危険が少ない(先にストラップから外れてくれる)といったメリットがあります。
ちろんナスカンは繰り返し使用できます。
ちなみにナスカンが外れる力は約1.3kgとされており、これは子供の力でも外す事が出来るレベル。
ですのでこのホイッスルはアウトドア用としてだけでなく、特にお子様や女性の方にとっては日頃の防犯対策グッズとしても機能するように設計されています。
まさにあらゆるエマジェンシーの局面を想定したホイッスル!
笛と言う小さくてシンプルなアイテムながらも、緊急時の実用性はしっかりと考えられているギアです。
途中でも述べましたが、ヘッドランプやコンパスと言った基本装備は揃ってるのに何故か笛は持ってない・・・みたいな方って案外いらっしゃいますので、この機会に揃えておきましょう。
以上、今回はベルモントのエマージェンシーホイッスル蓄光のご紹介でした。
商品ページはこちらです。
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2024-12-24 21:56:17
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メスティンやアルコールバーナー、ストームクッカー等でお馴染みのスウェーデンブランド・trangia(トランギア)の新商品『マイクロライト』をご紹介いたします。
![trangia(トランギア) マイクロライト](https://www.basecamp-jp.com/images/material/05001trg2401_2.jpg)
こちらはフラッグシップ/スペシャリティショップ限定という販路限定アイテムです。
ミニマムなソロクッキングシステム
マイクロライトはTrangia史上最も小さくコンパクトなクッカーセットです。
セット内容は、
-
ポット
-
ソリッド/ジェルフューエルバーナー
-
ゴトク
となっており、あとは燃料さえ準備しておけば買ってすぐ使用可能なパッケージです。
![trangia(トランギア) マイクロライト](https://www.basecamp-jp.com/images/material/05001trg2401_3.jpg)
スタッキング面も優秀。
ポットの中にゴトクとバーナーがぴったりと収まります。
![trangia(トランギア) マイクロライト](https://www.basecamp-jp.com/images/material/trangiaMicroLight_8.jpg) |
ポットの満水容量は500ml、実用量は400mlです。一人用のアルファ米やカップ麺用のお湯の確保でしたら問題ないでしょう。
写真で分かりにくいかもですが、メスティンには無い目盛りがあるのも気が利いているポイント。
|
![trangia(トランギア) マイクロライト](https://www.basecamp-jp.com/images/material/trangiaMicroLight_1.jpg) |
ソリッド/ジェルフューエルバーナー
アルコール系ジェル・固形燃料専用のバーナーベースです。
火力調整等コツが必要なので抵抗ある人もいそうですが、上記の量のお湯の沸騰くらいであれば慣れるとかえって手軽に感じると思います。
何よりも単体重量18gという驚異的な軽さが魅力。
|
以上の構成でミニマムなソロクッキングシステムを実現しているのがマイクロライト。
調理に必要なもの一式、軽量な0.5Lポットにスタッキング。
唯一残念な点は収納ケースが付属していませんので、こちらに関しては適当なものを自分で探すしかないようです。
もちろんアルコールバーナーでも使用可能
トランギアと言えばアルコールバーナー、アルコールバーナーと言えばトランギア。
ですのでご安心ください、マイクロライトでも同社のTR-B25アルコールバーナーが使用可能です。
もちろんスタッキングも問題なし。
スタッキング重量は増えてしまいますが、火力や実用性を優先したい方はむしろこちらの構成の方がいいかもしれませんね。
参考までにそれぞれの重量比較です。
(燃料は含めない)
カタログ値でなく実測値ですので参考になると思います。
バーナー
|
ソリッド/ジェルフューエル
18.1g
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アルコール(火力調整蓋込)
110.6g
|
ポット
|
110.7g
|
110.7g
|
ゴトク
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51.8g
|
51.8g
|
総重量
|
180.6g
|
273.1g
|
付属のポットが秀逸
トランギア好きの方、あるいはコッヘルオタクの方は既にお気づきかもしれません。
・・・そうこのポット初めて見ますよね?
今回マイクロライトに付属するこのポット、現状ではこのセットでしか入手できない代物になります。
(プリムスの展示会で聞いた話では当面単品販売の予定は無いとの事)
という事ですので、人によってはある意味このマイクロライトの最大の魅力はこのポットになるかもしれません(笑)
容量や重量は上述の通り。
素材はトランギアと言えばお馴染みのアルミ無垢です。
この適度なサイズ感、蓋&取っ手付きという実用性、パッキングにも向いてそうな筒形形状等々、
このポットに魅力を感じるハイカーやキャンパーはきっと多い事でしょう。
![trangia(トランギア) マイクロライト](https://www.basecamp-jp.com/images/material/trangiaMicroLight_5.jpg) |
持ち手も只のハンドルというわけではなく、収納時は蓋のストッパーとしても機能します。
(収納袋が付属しないのはこの為?)
|
そしてセット品のゴトクとの相性もバッチリ。
ご覧のように互いに専用設計と言わんばかりのピッタシ感です。
ポットとゴトクの相性はこれだけではありません。
実はポットの底面には段差が設けられており、この段差をゴトクの先端が上手い事キャッチするようになっています。
商品画像を真横から見るとけっこうギリギリでズレたり落ちたりしそうで心配になりますが、この構造のおかげでしっかりと安定します。
最後にガスバーナーでこのポットを使いたいという方の為に参考写真を載せておきます。
底面の段差は特に影響はなさそうです。
ちなみにガスバーナーで使いたい方が気にしているのはコレよりもアレ、ですよね?
という訳でスタッキングはどうかというと・・・
残念!ここまでは上手くいきませんでした(笑)
ポットの大きさが既に110OD缶と同等ですから、相当小型のシングルバーナーでなければ厳しそう・・・。
シンデレラフィットとまではいきませんが、何とか一まとまり感はあるので収納袋次第では妥協できるレベルではないでしょうか。
とにかくソロ想定や装備軽量化においては候補に入れたくなるポットじゃないかと思います。
トランギアとしてはメスティンに次ぐブームとなるか!?
いかがでしたでしょうか。
軽量装備での登山のお供に。
あるいはキャンプでのコーヒータイムを静かに楽しむための嗜好品として。
時季柄プレゼントとしても喜ばれそうですよ。
以上、今回はトランギアのマイクロライトのご紹介でした。
商品ページはこちらです。
↓↓↓
2024-12-14 21:55:45
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暑い夏が続き秋も残暑が厳しかったことから今年の冬も暖冬かと心配しておりましたが、なんだかんだでこのところ寒くなり、九州各県の山でも初冠雪の情報が聞こえてきています。
皆さんも冬支度を張り切っておられているところではないでしょうか。
ビギナーの中にはこの冬が初めての冬山/雪山という方もたくさんいらっしゃると思いますが、この季節の必須装備と言えばそう、軽アイゼンやチェーンスパイクです。
特にチェーンスパイクはその手軽さから近年の冬の低山歩きでは主流になりつつあります。
そこで今回はベースキャンプで取り扱いのあるチェーンスパイクの中からおすすめの3選をご紹介したいと思います。
初めてのチェーン久パイク選びの参考にして頂ければ幸いです。
HILLSOUND(ヒルサウンド) トレイルクランポン
まずは毎シーズン不動の人気、ヒルサウンドのトレイルクランポン。
これは当店に限らず、実際に市場での評価も高いチェーンスパイクです。
その理由は次の2点です。
①ヒマラヤの環境でもテストされた実力折り紙付きの炭素鋼の刃。
![足もと万全?](https://www.basecamp-jp.com/images/material/chainspike_2.jpg)
一般的なアイゼンや軽アイゼンの刃も炭素鋼のものが多い為、こちらのトレイルクランポンも理にかなったスペックと言えます。
素材もですが刃もそれなり長い為チェーンスパイクとしては正直軽量な部類ではないですが、その分雪面や氷の上でもしっかりと効いてくれる安心感があります。
②しなやかでつけ外しがしやすいハーネス
![足もと万全?](https://www.basecamp-jp.com/images/material/chainspike_3.jpg)
これが硬すぎると寒い中のつけ外しがとても億劫になりますし、
むしろこの煩わしさが嫌いでチェーンスパイクを敬遠してきた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方は是非一度トレイルクランポンをお試しください。
チェーンスパイクに対してのネガティブな印象が変わると思います。
Black Diamond(ブラックダイヤモンド) アクセススパイク トラクションディバイス
今回紹介する3点の中ではペア重量が最も軽いタイプ、ブラックダイヤモンドのアクセススパイク トラクションデバイス。
こちら装着状態では分かりにくいですが・・・
とにかく収納サイズがコンパクト。
![足もと万全?](https://www.basecamp-jp.com/images/material/chainspike_5.jpg)
ご覧の通りの掌サイズ。
携行したものの使用する場面がなかったなんていうのはチェーンスパイクあるあるですから、そういった点でも収納状態の軽さとコンパクトさは地味に妥協したくないファクターとなります。
ちなみにこのアクセススパイクよりも軽量コンパクトなチェーンスパイクは探せばまだいくらでも存在します。
ですが、そのほとんどは爪が少なかったりと極端に“必要最小限”に振り切っているものが多い印象です。
対してこのアクセススパイクは軽量さと実用性をしっかりと両立していますので、“お守り”とは言え使い勝手にクセがあるチェーンスパイクには抵抗があるという方にピッタリのモデルです。
![足もと万全?](https://www.basecamp-jp.com/images/material/chainspike_13.jpg) |
最小限の構成のためか、ほとんどのチェーンスパイクの甲部分にある脱落防止ストラップは付属しません。
よってシューズとの相性は特に気にした方がいいチェーンスパイクです。
|
snowline(スノーライン) チェーンセンウルトラ
最後は変わり種を紹介。
前爪が本格的アイゼンのように前方に向いているチェーンスパイクです。
急勾配の登りや下りでこの前爪がいい仕事をしてくれそうですが、反面、慣れていないと歩きにくいかもしれません。
怪我防止のためにゲーターも併用した方が良いでしょう。
![足もと万全?](https://www.basecamp-jp.com/images/material/chainspike_8_2.jpg) |
フロントブロックの形状にも特徴があり、台座プレートがアウトソール側面に立ち上がっています。
このため靴のつま先側の形状によって前爪の飛び出し方が変わってくると思われます。
よってシューズとの相性は特に気にした方がいいチェーンスパイクです。
|
まとめ
最後は上記3点を比較してみたいと思います。
比較基準を合わせるために、それぞれスタンダードなハイキングシューズ・女性用24.5cmに使用する前提とします。
まずはパッキングサイズから。
![足もと万全?](https://www.basecamp-jp.com/images/material/chainspike_9.jpg)
左から「トレイルクランポン」「アクセススパイク」「チェーンセン ウルトラ」です。
やはり収納サイズではアクセススパイクが群を抜いてコンパクト。
続いては重量を比べてみましょう。
同様に左から「トレイルクランポン(475.0g)」「アクセススパイク(253.0g)」「チェーンセン ウルトラ(437.0g)」。
ここでもやはりアクセススパイクの軽さが際立っていますね。
最後はカタログスペックの比較です。
![足もと万全?](https://www.basecamp-jp.com/images/material/chainspike_14_2.jpg)
軽量・コンパクトさでは優位に立てなかったトレイルクランポンとチェーンセン ウルトラですが、実用性においてはそれぞれに特徴を持っているというのがお分かりいただけると思います。
いかがだったでしょうか。
一口にチェーンスパイクといっても様々なタイプが販売されています。
大切なことはご自身の登山スタイルに合うものを選ぶことです。
初めての方や自分で選ぶのが不安という方は躊躇せずに山の先輩かショップスタッフにアドバイスを求めましょう。
選ぶ際の注意点ですが、ほとんどのチェーンスパイクにはサイズがあります。
靴の形状によっても相性がありますし、靴の種類によっても相性があります。
(靴のタイプによっては適合しないケースも)
その為1つのチェーンスパイクが手持ちのシューズすべてに対応しているとも限りません。
あくまでどの靴の為のチェーンスパイクなのかという、靴基準のサイズ選びを心掛けましょう。
理想は店頭に実際使われる予定の靴を持ち込んで頂き装着してみる事。
これは現場で自分自身でちゃんと装着できるかを確認するためにも重要です。
また装着できたとしても緩かったり甘かったりすると肝心の食い込みが落ちますので、できれば踏み心地も確かめてみる。
もちろんベースキャンプではサイズ合わせも踏み心地もバッチリお試しいただけますので、初心者の方でも安心してご相談ください。
今回のチェーンスパイクのような季節装備の調達はシーズンが本格化する前に済ませておくのが基本!
シーズン突入したらとにかくタイミングを逃すのが惜しくなります。
限られた機会を心置きなくフィールド時間に充てれるよう、冬支度を早めに取り掛かり、足元を万全にしてから冬の山に出かけましょう。
以上、今回は当店で取り扱いのチェーンスパイクからおすすめ3選のご紹介でした。
商品ページはこちらです。
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過去動画ですが本編内でチェーンスパイク(チェーンアイゼン)についての言及がありますので、よかったらこちらも参考にして頂ければと思います。
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2024-12-07 21:13:36
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ティートンブロス2024年秋冬のトピックをお届けします。
“TB”ファンにとっては秋冬の定番としてお馴染み「コクーンジャケット」「サブジャケット」が新素材の採用によってリニューアルしました。
コクーンジャケットもサブジャケットも保温素材「Octa(オクタ)」を使用しているアクティブインサレーションウェアです。
…って、これだけだと何の変哲もないですよね?
今やオクタ使用のアクティブインサレーションウェアは各社凌ぎを削ってる激戦区ですから、このジャンルに詳しい方にとっては目新しさに欠けると思わるかもしれません。
ですが今回ご紹介するコクーンジャケットとサブジャケットはこれまでのオクタインサレーションウェアとは一線を画しています。
それは同じオクタでも『Stretch Octa Bonding(ストレッチオクタボンディング)』という新開発のオクタ素材が使用されてるためです。
新しいコクーンジャケットとサブジャケットはこのボンディングオクタストレッチによって更なる進化を遂げました。
というわけで今回はその新素材・ストレッチオクタボンディングについてご紹介いたします。
ストレッチオクタボンディング
その名の通りオクタインサレーションがストレッチ生地に貼り付けられている新素材。
しかもこのストレッチオクタボンディングはティートンブロスとオクタの開発元であるTEIJIN(帝人フロンティア)の共同プロジェクトによって生み出された新技術でもあります。
この「生地一体構造」という発想によって期待できる点に以下が考えられます。
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オクタ層と表地が隙間なくダイレクトに接することでウェア全体の通気性能を最大限発揮できる。
一般的なオクタインサレーションウェアの構造は表地とオクタ層の間の隙間があるため、実際は通気効率に限界があると考えられています。そこを打破するためのアイデアこそが表地にオクタを直接貼り付けてしまおうという発想。
最近ではゴアテックスシューズにもインビジブルフィットという同発想の仕様が登場していたすので、オクタボンディングもやはり理にかなった構造なのでしょうね。
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オクタ層&生地一体構造による着心地と動き易さ。伸縮性がある表地であればそのストレッチ性を最大限に活かせる。
ストレッチ性のある生地(表地や裏地)を組み合わせているオクタインサレーションウェアは多数存在しますが、ものによっては生地とのズレを感じたり、体の動きに追従しているとはいい難いものもあったりするので、この点もオクタボンディングは克服してくれそうです。
よってまとめますと、
これこそがストレッチオクタボンディングの真骨頂とも言えるでしょう。
![Teton Bros.(ティートンブロス) Sub Jacket](https://www.basecamp-jp.com/images/material/25004ttb2403_4.jpg) |
こちらはサブジャケットの裏側=肌面。
全面に渡って「ストレッチオクタボンディング」が配置され、且つ動きを想定して区分けされているためアクションが激しいアクティビティでもストレスフリーな着心地を実現しています。
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三位一体の素材テクノロジー
更にストレッチオクタボンディングの詳細を見ていきましょう。
まずはOcta(オクタ)から改めておさらいを。
オクタはTEIJIN(帝人フロンティア)が開発した異型中空断面糸の軽量繊維。
穴の空いた中空糸に、名前の通り8本の突起を放射線状に配列したタコ足型断面のポリエステル繊維。従来の中空糸を超える、吸汗速乾・軽量・遮熱/断熱・嵩高など様々な機能を併せ持ち、まるでアウトドア用保温着のために生み出されたかのような高機能素材。 (各社がこぞってオクタを採用するのも納得!)
そして今回のストレッチオクタボンディングの表地に採用されているのがTORAY(東レ)のプライムフレックス。
高いストレッチ性のためスポーツウェアにもよく採用されている生地。
耐久性にも優れている為、こちらもまたアウトドアウェアに適した高機能素材です。
(ちなみにティートンブロス×東レと言えばツルギジャケット等のシェルに採用されている防水通気素材「Täsmä (タズマ)」もあります)
このようにストレッチオクタボンディングは高性能保温材に高性能ストレッチ生地の組み合わせです。
テイジンと東レ。
日本が世界に誇る両素材メーカーそれぞれの高性能素材の融合、これを実現させたのが日本のティートンブロス。
ストレッチオクタボンディングの性能自体も感嘆の域ですが、その開発背景こそ浪漫そのものではないでしょうか。
![Trinity](https://www.basecamp-jp.com/images/material/trinity.jpg)
偶然か必然か、見事にTが3つ、Trinity(トリニティ)。
日本が誇る3ブランドによる三位一体のテクノロジー、それが今回のストレッチオクタボンディングなのです。
いかがでしたでしょうか。
今日たくさんの海外ブランドが犇めくアウトドアウェアカテゴリーですが、我々日本人としてはやはりジャパンブランドの技術革新からも目が離せませんよね。
現行の素材や技術のみを良しとせず、更に進化を求めたり、新たな発想によって可能性を模索する。
そして素材に対して並々ならぬこだわりを見せ、常にプレイヤー目線で商品開発を行う。
これまでもたくさんの革新的なウェアを世に送り出してきたティートンブロス。
今回のストレッチオクタボンディングもまたティートンブロスらしい飽くなき情熱が感じられるプロジェクトになっています。
気になるその真価はぜひフィールドでお試しを。 冬の活動のお供にご検討ください。
以上、今回は新素材・ストレッチオクタボンディングのご紹介でした。
商品ページはこちらです。
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2024-12-05 15:15:59
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先日のキャンプでは大好きな焚き火を堪能してきました。
キャンパーさんの中には「むしろ焚き火をしたいが為にキャンプをしている」という方も多いのではないでしょうか。
特にブッシュクラフトスタイルを好む方にとって焚き火はある意味でアクティビティそのものと言っても過言ではないと思います。
ソロであれグループであれ、キャンプファイヤーを囲んだり、もしくは直火料理を楽しんだり。
また季節的にも暖が欲しいところと思いますので、やはりどんなキャンプスタイルでも焚き火は欠かせませんよね。
そんな誰もが愛する焚き火ですが、1つだけ困る事がありますよね?
そう、終わった後の焚き火臭問題。
キャンプの醍醐味故やる前は楽しむ事しか考えていませんが、撤収して帰る時にようやく自分が焚き火臭まみれになっている事に気づく、これキャンプのあるあるではないでしょうか(笑)
他のキャンプギア含めて、帰りの車内に焚き火臭が漂うところまでがもはやキャンプのルーティーンと言ってもいいかもしれませんね。
“この悩みさえなければ焚き火って最高なのに・・・”
もしくは
“この問題があるから焚き火には抵抗がある(から基本やらない)”
という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は上記の困りごとの対策ができるケアアイテムを紹介いたします。
焚き火が好きな方は更に大好きに、ネガティブな印象を抱いていた方はポジティブは気持ちに変換できるようになれば幸いです!
ファイントラック マルチ消臭スプレー
天然由来の成分でつくられたアウトドアにおける様々なニオイ対策のための消臭スプレー。
ウエアはもちろん、バックパックやテント、登山靴やヘルメット、ハーネスなど気軽に洗う事が難しいギア類にも使えるのがポイント。
悪臭成分に結合してニオイの元を分解除去するという天然ポリフェノールの作用を利用しているため非常に高い消臭効果を発揮するのが特徴。汗・皮脂の臭いに加え、足臭、魚臭、糞尿臭、そして焚き火臭に対しても消臭効果が期待できるというまさにマルチな消臭スプレー。
登山用品メーカーのファイントラックがなぜ焚き火臭対策まで?と思う方も多いかもしれませんが、ファイントラックと言えば沢登りアイテムにも注力しているメーカー。特に泊りの沢登りにおいて焚き火は必須のスキルとも言えますから、実は焚き火臭に悩まされてるのって決してキャンパーだけではないんです。
この事からもユーザーの困り事は決して見過ごさず製品開発に繋げるという、実にファイントラックらしい拘りを感じるのがこのマルチ消臭スプレーなのです。
![finetrack(ファイントラック) FCG0401 マルチ消臭スプレー](https://www.basecamp-jp.com/images/material/22002ftr2301_8.jpg) |
使い方は簡単で焚き火臭が気になるウェアやシューズにスプレーするだけ。○ァブリーズの要領で手軽に使用できるのが魅力です。
*極稀に洗濯不可(手洗いも不可)のウェアもあったりするのでこれは助かる!
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![finetrack(ファイントラック) FCG0401 マルチ消臭スプレー](https://www.basecamp-jp.com/images/material/22002ftr2301_5.png) |
焚き火臭以外にもあらゆる臭いの対策になりますので、暑い時期の設営/撤収で汗ビッショリという時でも安心です。
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![finetrack(ファイントラック) FCG0401 マルチ消臭スプレー](https://www.basecamp-jp.com/images/material/22002ftr2301_6.jpg) |
天然樹皮から抽出されたポリフェノールが主成分ですので、お子様連れの方やお肌が敏感な方でも安心して使用する事ができます。
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![finetrack(ファイントラック) FCG0402 マルチ消臭スプレー 詰め替えパック](https://www.basecamp-jp.com/images/material/22002ftr2401_1.jpg) |
詰め替え用もあります。
ボトル2本分に相当する徳用品を展開するところも流石ファイントラック、ユーザー目線が行き届いていますね。
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アソビト 焚き火ウェアウォッシュ
続いては完全な洗剤です。
上述のスプレーがフィールドまたはアクティビティの直後に手軽に使用するものに対し、こちらは帰宅後のアフターメンテナンスとして使用するものになります。
発売元のasobito(アソビト)はキャンプ用品のメーカーで、バッグや収納ケースなどが主力アイテム。
製品はどれもハードユース志向の方やヘビーキャンパーを想定した耐久性重視なものが多く、その為か焚き火愛好家の方にユーザーが多いブランドです。そんなアソビトがここまでのキャンプブームの中でもありそうで無かった焚き火臭用を謳った洗剤を、どのキャンプブランドよりも先駆けて開発→販売開始した点に注目が集まっています。
焚き火ウェアウォッシュはなんと日本で初めて焚き火の消臭効果が認められた衣料用洗剤。
焚き火の匂いの主たる成分を特定し、消臭する成分を独自に配合して一般的な衣料用洗剤よりも焚き火の匂いに対して消臭効果が優れていると第三者機関に認められています。
ちなみに香りは無香料。
公式ページには“香りで誤魔化さない為”と記載されているあたり、この洗剤の開発の本気度を感じます。
どちらにせよ洗剤の香りが苦手な方も安心してお使いいただけるというのは嬉しいポイントではないでしょうか。
![asobito(アソビト) 焚き火ウェアウォッシュ](https://www.basecamp-jp.com/images/material/19003asb2401_8.jpg) |
通常の洗剤と同じように、洗濯機に焚き火ウェアウォッシュを入れて洗うだけ。つけ置きや手もみ洗いは不要。柔軟剤と一緒に使用可能です。
綿、ナイロン、ポリエステルなどアウトドアウェアの主要素材すべてに対応しています。
*ダウンには使用できません。
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![asobito(アソビト) 焚き火ウェアウォッシュ](https://www.basecamp-jp.com/images/material/19003asb2401_9.jpg) |
蓋は計量カップ兼用、すりきり1杯で15ml計ることができます。
標準量(45L・4kg)なら1本で10回、洗濯が可能です。
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いかがだったでしょうか。
お手軽に使えるスプレータイプにしっかりメンテナンスができる洗剤タイプ。
いずれも数年前には存在していなかったアイテムなだけに、新時代の焚き火グッズと言ってもいいかもせれませんね。
焚き火臭の染み込みもまた年季や味だ!そこも含めて焚き火の楽しみだ!なんて豪語したいところでもありますが、やはり我々アウトドア人も時にはTPO?エチケット?を弁えないといけない場面もありますので(笑)、このような新発想のアイテムの登場はありがたいですね。
何よりこれらのアイテムが登場した事でキャンプの際の服装選びも自由度が増すと思われます。
焚き火臭に躊躇することなく好きな恰好ができる事になりますので、実に頼もしいですよね。
![asobito(アソビト) 焚き火ウェアウォッシュ](https://www.basecamp-jp.com/images/material/19003asb2401_10.jpg)
これで益々焚き火の楽しみ方が広がりそうな気がしますね!
以上、今回は焚き火臭問題の対策ケアアイテムのご紹介でした。
商品ページはこちらです。
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2024-11-30 21:17:17
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