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熊よけスプレー界で話題の新商品『熊一目散(くまいちもくさん)』が遂に発売となりました。
この熊一目散の主な特徴は、
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日本初の純国産製品であること
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本場アメリカ仕様のスプレーと比較しても遜色ない性能であること
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それでいで買いやすい価格を実現していること
等の点が挙げられます。
特に3については同等品の半額以下を実現しておりますので、出没地域で遭遇確率も高い、日頃から熊よけスプレーを常用し購入頻度も多い方々にとっては経済的にもとても魅力的ではないでしょうか。
性能面も申し分なく、何よりも安心と信頼の日本製。
近年では登山や釣り等のアウトドアアクティビティ、また山間地域でのお仕事に限らず、生活圏や市街地での熊の出没被害も増加傾向にある為、一般家庭や日常生活における熊スプレーの需要の高まりを感じます。
そこで初めて熊スプレーを買うという場合でも、迷った時のとりあえずチョイスとして熊一目散は選びやすい製品ではないかと思います。
このように熊一目散は誰もが待ち望んた仕様の熊スプレーという事で、発売開始前から多くのメディアで話題になっておりました。

熊一目散は米国EPA(環境保護庁)の熊スプレーに関する性能ガイドラインに準拠して設計されています。
※EPA登録製品ではありません。
この仕様のアメリカ製スプレーが日本国内での実勢価格20,000~25,000円のところ、熊一目散は9,900円(本体のみ)と約半額。
繰り返しますがスプレーとしての性能はほぼ同等ですので、熊一目散がいかにコストパフォーマンスに優れるかがお分かりいただけるでしょう。
円安下にある今、我らが日本製の恩恵は非常に大きいですね。
操作性や携帯性にも熊一目散ならではの拘りポイントが散りばめられています。
まずは噴射ノズルの形状です。
アメリカ製のものでも見られたことがあると思いますが、熊スプレーの多くはトリガー式が採用されているところ、熊一目散はスプレー缶としてポピュラーなプッシュ式が採用されています。
これには賛否両論ある模様ですが、熊スプレーを始めて使う場合や緊迫した状況でも直感的に誤射なく使用する為の配慮・工夫ではないかと思います。
(コストダウンにも繋がっている?)
ボトル径も約53mmと握りやすいサイズ感。
何より鮮やかなピンクの本体カラーが視認性抜群、自宅でもフィールドでも紛失の心配は無さそうです。
そして熊スプレーで肝心なのは有事に備えていつでも使用できる状態にして携行する事なのですが、その点もしっかりと考えられています。
そこがこちらの専用ホルダー。

バックルの開閉に連動して、キャップも開閉する仕組みになっています。
このギミックを活かして次のような動作が可能になります。

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素早くキャップを外し
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本体を取り出す
という、噴射態勢に入るまでの一連の動作を片手で素早く行えることが可能に!
熊よけスプレーは決して持っているだけで安心のお守りグッズなんかではなく、あくまで熊を撃退するために実際に使用することが前提のツール。
もちろん使わないにこしたことはないけれど、万が一使わざるをえない場合、いかにして使う機会を逃さないかが生死の境目ではないでしょうか。
熊一目散の専用ホルダーはその辺りがよく考えられて設計されているなと感じます。
その上で公式サイトには速やかに発射準備に入れるよう、反復トレーニングを繰り返すことも推奨されています。
やはり安全を得るには買って所持しただけでは満足せず、練習も必須ですね。
訓練しておく事も備え!
ちなみに公式のPVでは一連の動作の紹介もされていてとても参考になりますので、こちらもぜひご覧ください。
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以上、今回は待望のメイド・イン・ジャパンの熊スプレー『熊一目散』のご紹介でした。
発売前から話題になっていた商品だけあり、当店でも入荷直後からさっそくオーダーを頂いております。
これまでの熊よけスプレーは高くて手が出せなかったけど、この価格なら買ってもいいかなという方も多いと思われます。
ハイシーズンには品薄になる事も予測されますので、特に普段このような製品に縁がない方の場合、遠征時にうっかり忘れてた!なんてことにならいなよう、ぜひお早目のご検討をよろしくお願いいたします。
商品ページはこちらです。
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2025-05-31 16:28:52
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JHQ(ジェイエイチキュー)の新商品、『マルチカマ』の紹介です。
JHQと言えばキャンパーだけでなく料理愛好家にもファンが多いマルチグリドルが有名ですが、今回は新たに鍋/釜の登場となります。

このマルチカマもマルチグリドルに続くヒット商品になるのでしょうか、注目です!
韓国の伝統的な「かまど鍋」がモチーフ
非常に個性的で特徴のあるシルエットをしているマルチカマですが、そのモチーフは韓国の伝統的なかまど鍋。
韓国では鋳鉄製の大釜(かまど鍋)『カマソッ』は“温もりを感じる家庭料理”には欠かせない調理器具として、古来より親しまれているそうです。
マルチな調理器具
カマソッのフォルムを受け継いだマルチカマは実に多用途に活躍。
炊く・煮る・揚げる・焼く・炒める・蒸すを、これひとつでこなす万能調理器具。
よってマルチグリドルでは難しかったレパートリーを楽しむことも可能に!
マルチカマは伝統的なかまど鍋形状によって、熱と蒸気を逃がさずに内部に閉じ込める設計です。
食材全体をムラなく加熱し、ごはんもふっくら炊き上がります。
内面は日本の羽釜と似ていますね。
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底から壁面にかけては曲線形状ですので、じゃもじやへら、お玉やスプーンとの相性も良さそうです。
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特徴のある蓋の取っ手は本家をリスペクトしてこの形状なのでしょう。
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取っ手は内側からネジで固定されています。
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蓋はやや重みがありますが(388.5g)、この取っ手のおかげで掴みやすいです。
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蓋は本体とバッチリ勘合するようになっています。
蓋の適度な重さも相まって、内部の熱をしっかりと閉じ込めてくれそうです。
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持ち運ぶときはここを使いますが、割と浅め?
熱くなりますので、鍋つかみは必須、火傷に注意!
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マルチカマは本家と異なりアルミ合金製。
その為重さは約1.25kg(本体のみ)と、鉄鍋や土鍋と比べると半分くらいの重さなので、火から下ろす時や洗う時の負担が少なく、持ち運びや取扱いがとても楽です。
*実測してみたところ1,129gでした(鍋:740.5g、蓋:388.5g)
何より鋳鉄や土鍋と違ってうっかり落としても割れる心配がないので、キャンプ場やキッチンでも助かりますね。
お子様がいらっしゃる状況でも安心です。
そしてアルミ合金の優れた熱伝導率は熱を素早くかつ均等に広げ、食材全体をムラなく効率的に調理ができます。
これによって調理時間の短縮、エネルギーの節約に効果的です。
マルチグリドルの特長も併せ持つ
マルチカマもその名の通り、マルチグリドル同様マルチな熱源に対応しています。
直火、ガスはもちろん、IHにも対応しているので、キャンプだけでなく家庭用として日常的に、さまざまなシーンで活用する事ができます。
またこちらもマルチグリドル同様ですが、全面に耐熱性・強度に優れているセラミックコーティング加工が施されており、洗いやすくお手入れも簡単になっています。
コーティングには環境や人体への悪影響が懸念されるPFOAは含まれておらず、より安全で環境にも配慮した設計です。
安定設計
マルチカマの底面は12本のくぼみを施した独自の構造をしています。
これにより、あらゆる五徳にフィット。コンロ上でもバーナー上でも、揺るがぬ安定感を発揮します。
参考までにポピュラーな各CB缶コンロとの組み合わせを紹介しておきます。
with
イワタニ タフまるXG
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with
スノーピーク HOME&CAMPバーナー
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with
SOTO レギュレーターストーブ FUSION
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あくまで“かまど”としての様式美に拘るという方はこちらも参考にしてみてください。
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withi
ユニフレーム 薪グリル Solo
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ちなみに底面のサイズに関してはカタログにも記載がなかったので計測してみたところ次のようになりました。
▲φ約14.4cm
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▲φ約18.5mm
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手持ちのストーブや家庭のIHコンロ、あるいは薪ストーブのかまど穴で使用したいという方は上記の値を参考にしてみてください。
下からのアングル
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以上のように、大まかにスペックや大きさをご紹介いたしました。
ここまででもまだ皆さん気になっていらっしゃるのは、
“じゃあこのマルチカマ、果たして何人用なの?”
ではないでしょうか?
実はこれも公式カタログでの記載が無いんですよね・・・。
実物が確認できるならともかく、マルチグリドルみたいなフライパンと違って、マルチカマのような鍋類はサイズだけでなく容量も記載がないと実用イメージが掴みにくいですよね。
という訳ですの、最後にまた参考にして頂けそうな写真をあげておきますね。
マルチカマの調理容量について
容量計測の為に水位で比べてみました。
結果は上記の通り。
この具合ですと1~2人くらいを想定したサイズ感、どちらかというと少人数あるいは少量用といった感じでしょうか。
ちなみに初めてマルチカマの現物を触った時、サイズ感でピーン!と直感が走ったのがありまして、それも検証してみたかったので併せて紹介しておきます。
ハイ、そうなんです。
カマ本体の容量はどんぶりサイズのカップ麺が1食分、すっぽり収まるサイズでした。
・・・これもシンデレラフィットって言っていいのかな(笑)
という事ですので、
マルチカマはソロ使い、もしくは少人数でシェアするくらいのサイズ感
という結論で一旦はいかがでしょう?
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石焼きビビンバではこういうロングスプーンが活躍しそう♪
但し、コーティング剥がれには要注意(笑)!
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ネット注文でご検討中の方は参考にして頂けましたら幸いです。
いかがだったでしょうか。
マルチグリドルに続き今回のマルチカマもまたキャンプ飯のレパートリーが増え、且つお手入れなど取り扱い面での気軽さからヒットしそうな予感がします。
マルチグリドルもキャンプギアにとどまらず、家庭での調理器具としてヒットした背景もありますので、マルチカマもそれに続いてくれるか楽しみにしております。
JHQアイテムとしても遂にグリドル以外の調理器具登場となりますので、我々も大いに期待しています!
パッケージも綺麗な化粧箱入りですので、キャンプ好きの方、料理好きの方へのプレゼントにも良さそうですよ☆
店頭では展示見本品もご用意しておりますので、ぜひ手に取って重さや質感・サイズ感をご確認頂ければと思います。
以上、今回はJHQの新作調理器具・マルチカマのご紹介でした。
商品ページはこちらです。
↓↓↓
2025-05-11 11:22:09
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SOTO(ソト:新富士バーナー)の2025新商品情報!
今年の新製品の中でも特に注目度が高い『ST-3501 Trail Tabe(トレイルテーブル)』をご紹介いたします。
トレイルテーブルは昨年登場して大ヒットとなりました「レギュレーターストーブ トライトレイル」の使い勝手が増す拡張オプションという事もあり、情報解禁以降、特にトライトレイルユーザーの方々が発売を心待ちにされている模様です。
ちなみに当店も加盟しておりますSOTOの特約店「SPDS(SOTO Premium Dealership Shop)」では一般発売(2025年5月16日)に先駆けて先週の5/2(金)より店頭販売を開始しています。
気になっていたのでいち早くゲットしたい!という方は各SPDSにお急ぎください!
初めて知った!という方も多いと思われますので、改めて商品についてご紹介いたします。
軽量・コンパクトに携帯できる山岳向けミニテーブル
本体重量わずか135gのトレイルテーブル。
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恒例の実測。
カタログスペックより軽いです。
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天板は130×177cmと、スタンダードなスマホよりやや大きいかなくらいのサイズ感。
SOTOでミニテーブルと言えばベテランの「フィールドホッパー(約395g)」に昨年からのルーキー「フィールドカイト(約280g)」がお馴染みと思いますが、どっちも天板はほぼA4サイズ。
よってトレイルテーブルは先輩たちよりも遥かに軽量でコンパクトですので、どちらかと言えば携行性を重視したテーブルというのがお分かりいただけると思います。
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先輩達との比較。
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上の写真の通りテーブルとしての有効面積は最小限ですので、“基本なくてもいいけどちょっとだけ欲しい時にあると便利”的なキャラクターではないでしょうか―。
そして冒頭でも述べました通り、トライトレイルユーザーにとって激萌えなのがこちらのモード。
まさにベストマッチ!
トレイルテーブルはCB缶本体を覆うように設置するのですが、写真のようにCB TOUGH220装着状態のトライトレイルにドンピシャなサイズ感で設計されているんです。
▲CB TOUGH125装着時
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▲CB TOUGH220装着時
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これによって通常はデッドスペースとなるボンベ上部の空間を有効活用できるように!
登山であれば制限のある状況でもテーブルを確保でき、キャンプであれば卓上の上に更にミニテーブルを設ける事が可能となります。
もちろんこちらでも使用可能です。→■
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フィールドホッパー上でもこのサイズ感。
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しかもベストマッチはこれだけでは終わりません。
収納時はなんとトライトレイルを格納する事ができるんです。
これは携行時の利便性もですが、トライトレイルを衝撃から守る保護の役割にもなっています。
さらにさらに、
.jpg)
2つ一緒にトライトレイルの収納ポーチに入っちゃいます!
(この為なのかトレイルテーブルには収納袋は付属していません)
これを予め計算してトライトレイルの収納袋を設計していた!?のであれば凄すぎますよね!
いつもの事ながらSOTOのこういうギミックには感動しますね☆
使い方
天板の開閉ギミックを担っているのはバンジーコード。
展開時も収納時もこのバンジーコードのテンションが機能している仕組み。
展開時
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収納時
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展開時はフィールドホッパーみたく片手でもパッと開きますが、収納時は両手を使う必要があります。 とは言え、構造は至ってシンプル。
セッティングの際、CB缶に対しては単に覆いかぶさっているだけではなく、脚がCB缶の周囲を保持するように出来ています。
この為、写真のように宙に浮かべてもテーブルもCB缶もお互いから振り落とされません。
それだけ接地時はしっかりとCB缶と一体となり、バッチリ安定しています。
ちなみにテーブルとしての耐荷重は2kg。
様々なCB缶ストーブに好相性
▲with ST-310
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▲with ST-330
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▲with ST-320
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▲with ST-331
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トレイルテーブルはトライトレイル専用という訳でなく、あくまでCB缶のサイズを意識して開発されたテーブル。
よってトライトレイルと同じく直結型の「ST-310 レギュレーターストーブ」や「ST-320 G-STOVE」はもちろん、分離タイプの「ST-330 レギュレーターストーブ FUSION」、そしてこちらもまた2025年新商品となる「ST-311 トレックマスター」でも問題なく使用可能です。
はっきり言って食卓としては小さすぎますが、鍋置や小物スペースとしては本当に丁度良いサイズです。
特に分離タイプのストーブの場合は火元から離れて設置できるので、むしろこの使い方の方が重宝するかもと感じました。
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FUSIONであれば手元に点火スイッチも調整ネジもくるので、何かと安全。
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ちなみにCB缶ではありませんが、このようなセッティングもできました。
▲withi MUKAストーブ(280mlボトルのみ)
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実は280mlの燃料ボトルのみ、CB缶の径に近いサイズという事が発覚。
このようにアイデア次第で様々な用途で活用できそうです。
おまけ ~スタッキング例~
最後はスタッキング例を挙げておきます。
ソロコッヘルとしては大き過ぎるかもしれない「trangia ラージメスティン」ですが、これであればバーナー本体と燃料缶だけでなく、なんとトレイルテーブルまですっぽり収まっちゃいます(笑)

もちろんライターやカトラリーまで一緒!
これは登山でもキャンプでもスタンダードになりそうなクッキングシステムでは!?
しかもこのスタッキング、何が凄いかって去年の記事でも述べてますが、蓋もきっちり閉まるところです☆

どうですか、気持ちいいでしょう(笑)
せっかくならSOTO純正でこのスタッキングに対応できるコッヘルがあればいいのに(笑)
SOTOさん、親愛なるファンの皆様にもどうか開発をよろしくお願いします<m(__)m>
それからスタッキングではないですが、こういった応用もアリかもですよ。

ST-310&ミニマルワークトップのシステムにサブテーブルとして組み込んでみたり―。

キャンプ特化であれば、いっそのことてんこ盛りで・・・

このような贅沢空間を創り出すことも可能です(笑)
いかがだったでしょうか。
展示会の時点から業界内ならびにユーザーさんの間で話題になっていた今回のトレイルテーブル。
今週から一般発売が解禁となりますので、一体どのような反響があるのか我々も非常に楽しみです。
店頭では展示見本もご用意しておりますので、ぜひ手に取ってサイズ感やギミックなどをご確認頂ければと思います。
以上、今回はSOTO2025年の新作ギア・トレイルテーブルのご紹介でした。
商品ページはこちらです。
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2025-05-06 19:21:14
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今回はお買い得情報です。
特にキャンパーさんには朗報☆
NEMO(ニーモ)のキャンプギアの一部が大幅値下げ&セット販売になりました。
イメージ的には福袋に近いです!
いずれも大変魅力的なセット内容になっておりますので、さっそくご紹介いたします。
① ヘキサライト エボ 6P コンボセット
フロアレス構造の軽量大型シェルター。ニーモの事は知らなくてもこのヘキサライトは知っているという方も多いのではないでしょうか。
設営&撤収が簡単なシンプル設計、小型テントと組み合わせた“カンガルースタイル”でも使えるといった汎用性が魅力の幕。

就寝定員は6人。
他のテントと組み合わせて、こちらをリビング幕として使うのもありでしょう。
このように活用法次第で少人数から家族、グループキャンプにと、様々なニーズに対応してくれます。
またオプションを用いる事で設営パターンを変更する事ができます。
①-Ⅰ. 通常状態
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①-Ⅱ. 二股状態
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従来の単品販売が①-Ⅰの状態です。
これに別売りオプションの「アジャスタブルタープポールL」2本、そして「アジャスタブルタープポール エクステンション」2本を追加する事で①-Ⅱのように支柱を二股化する事が可能になります。これによって更に解放感が増し、居住性も格段にアップするという訳です。
今回のコンボセットは下線部の拡張オプションが標準付属。
キャンプスタイルに応じてⅠとⅡを購入時から使い分ける事ができるという訳です。
こちらがコンボセットに標準付属のポール構成。
これらとは別にペグも付属しますのでご安心ください。
ではこのコンボセット、果たしてどれほどお買い得なのでしょうか。
こちらをご覧ください。
そうなんです、冒頭で敢えて福袋と表現したのはこの破格さ故!
はっきり言ってコスパがいいとかいうレベルじゃないのがお分かりいただけると思います(笑)
それが今回のコンボセット。
この衝撃ぶり、伝わっているでしょうか―。
これを踏まえて次のセットを見てみましょう。
②シャドウキャスター エボ 165 コンボセット
ソロからグループまで、あらゆるキャンプスタイルに重宝する絶妙なサイズ感のタープ。
使用想定は4~6人。

左右非対称のデザインはアレンジ次第で様々な気候や地形、キャンパーの嗜好に最適に対応できる形状です。
一見すると何の変哲も無いオーソドックスなタープですが、他社の同等品にはない独特の機構を備えています。
それがニーモ独自の「スプリングリンクリッジライン」という機構。

一般的なタープの場合、上記の状態ではポールが倒れないようラインのテンションを調整したり、1本目のポールを立てた後に急いで2本目のポールを立てにいく必要があります。
対してシャドウキャスターはリッジラインに組み込まれたショックコードの独自機構により、1本目のポールをセットするだけでゴムの適度なテンションがかかり、ポールをしっかりと保持します。このため、焦ることなく落ち着いて2本目のポールを確実にセットできます。
これによりキャンプ初心者でも簡単に、一人で確実に設営できるという訳です。
また一般的なタープの多くは幕(本体)のみの販売形態が多く、その点はシャドウキャスターも同様でした。
よってシャドウキャスターのコンボセットはその点を解消して「アジャスタブルタープポール L」2本をセット化。
購入してすぐ使用可能となりますので、上記の設営のし易さと合わせてますます初心者に親切なタープと言えます。
こちらがコンボセットに標準付属のポール構成。
もちろん、ヘキサライト同様にペグも付属しています。
そして肝心のセット価格です。
ヘキサライトのコンボセットに負けず劣らずの衝撃価格がこちら。
いかがでしょう、こちらも驚愕のお買い得ぶり!
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設営が簡単
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買ってすぐ使えるセット内容
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お財布にもやさしい
まさしくキャンプ初心者の為のパッケージと言っても過言ではないでしょう!
キャンプギアを揃え始める際、テントばかりが重要視されてタープは案外後回しにされがち―。
でもサイトで多くの時間を過ごすことになるリビング=タープこそ、本来であれば優先して揃えたいキャンプギア。
それにタープさえあればデイキャンプからでもデビューできます。
シェルター派の方でも、労力的にそろそろタープを使ったお手軽な設営&撤収スタイルにシフトチェンジしたいという方も多いのではないでしょうか。
このような方々にお勧めしたいパッケージ、それがシャドウキャスターのコンボセットです。
③アジャスタブルタープポール L セット (2本 + エクステンション)
最後はオプションパーツのセットです。
①の紹介にも登場した「アジャスタブルタープポール L」2本と「アジャスタブルタープポール エクステンション」1本のセット。
既にヘキサライトユーザーの方はこちらのセットを1点用いる事で、一方の支柱を二股化する事ができます。
.jpg)
通路や寝床、ギア置き場を確保したい場合は片方だけでも二股化する事でスペースの有効活用や居住性の向上になります。
アジャスタブルタープポール L
軽量高強度アルミを使用したタープポール。長さは203~251cm、5cm刻みで調節可能。 先端のメタルチップを隠すように付け替えることでワンポールテントの支柱にも使用できます。
アジャスタブルタープポール エクステンション
上記ポール2本との組み合わせで二股(A型)支柱の出来上がり。連結部は柔軟性があり自由に角度調節可能なので、2本まとめて垂直に立てる事もできます。もちろんサイズさえあれば社外品にも対応。
セット価格はこのようになっています。
オプション同士でのセット品にも関わらず、こちらもインパクト十分のお買い得ぶり。
①のセット内容からも分かりますが、価格の都合でヘキサライトの二股化を躊躇っていた方にとっては絶好の機会!
最後にオマケ情報です。
セット品ではありませんが、昨シーズンまでの価格が大幅に値下げしたキャンプテントとシェルターもございますので、こちらもぜひチェックしてみてください。
この2つはあくまで従来通りの単品パッケージではありますが、いずれもキャンプ初心者にも魅力的な価格設定になっています!
上記で紹介したヘキサライトやシャドウキャスターと組み合わせてサイトをコーディネートするのも楽しそうですよ。
いかがだったでしょうか。
ゴールデンウィークも目前でキャンプの準備に勤しんでいる方も多いと思いますが、今回ばかりは皆さん見過ごせないでしょう(笑)
最近は食料代も燃料代も高騰が続いている為、キャンプもなかなかにお金がかかってしまいます・・・。
そんな状況ですので、ギア代も抑えていきたいですよね。
今回のご案内が多少でも有益情報になれば幸いです。
以上、今回はニーモ・キャンプギアお買い得パッケージのご紹介でした。
~追伸~
お得情報のついでに、最後はお買物の際のアドバイス。
現在市場で「ヘキサライト エボ 6P」「シャドウキャスター エボ 165」「アジャスタブルタープポール L」「アジャスタブルタープポール エクステンション」は上記でご紹介したセット品と、従来の販売形態である各単品とが混在している状況です。
その為、特にネットで購入する際は内容をよくご確認されてから注文された方がいいと思います。
*この記事でお買い得さに惹かれてコンボセットだと思って注文したら実は単品だった・・・なんてことにならないよう、くれぐれもご注意ください!
ちなみにベースキャンプでは今現在いずれも単品での取り扱いはなく、すべてセット販売、①②③の取扱しかございませんのでご安心ください☆
しかも現在は公式(ニーモJAPAN)でもこの価格(セット販売)がスタンダードになっています。
ですのでオークションとか●ルカリとかでわざわざ中古品を探す必要も無い!というか、狙うにしても出品価格はシビアに見た方がいいでしょう。
いずれにせよニーモジャパン流通による正規品の方がアフターサービスまで含めて安心です☆
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2025-04-18 18:39:05
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今季からAXESQUIN(アクシーズクイン)のウェアを取り扱っております。
アクシーズクインのウェアと言えば生地や素材特性を活かした優れた機能性が特徴。
また国内ブランドとして、変化に富む日本の四季を快適に楽しむ為の製品開発をコンセプトとしています。
そのアクシーズクインから今年また新たな『Sunproof(サンプルーフ)』コレクションが登場しました。
こちらは率直に“着る日焼け止め”のシリーズです。
紫外線対策や日射対策を謳ったアパレル製品は他にもたくさんありますが、アクシーズクインのサンプルーフコレクションは機能面はもちろん、紫外線対策の考え方も他社よりも更に踏み込んだ発想で作られています。
よってアウトドアアクティビティだけでなく、日頃から日焼けやUV対策を徹底している人ほど製品ラインナップに魅力を感じられること間違いなしと思います。
という訳でさっそく特徴を見ていきましょう。
日焼け対策はUVカットだけでは不十分!?
アクシーズクインが考える日焼け対策には2つのキーワードがあります。
一つ目は『光老化』。
紫外線が肌に対して有害であることは既に認知されていると思いますが、太陽光に含まれる光の割合の内、紫外線は6%。
それを圧倒的に上回るのが近赤外線で42%、全体の約半分を占めています。
(残りは無害な可視光線)
実はこの近赤外線こそが肌の老化を招く原因という事で、近年その対策に注目が高まっています。
紫外線が肌表面にダメージを与えるのに対し、近赤外線は更にその深層の皮下組織にまでダメージを与えるため、この近赤外線こそ対策しないと日焼けによる肌の老化は防げないという訳です。
・・・サングラスメーカーのSOLAIZ(ソライズ)もこの近赤外線対策をしていることで好評を博しています
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太陽光の約42%は 近赤外線
肌にダメージを与えると言われている紫外線は、実は太陽光全体の約6%に過ぎず、その約7倍、42%もの量を近赤外線が占めています。日差しによる肌ダメージや疲労を防ぐには、この両方を防ぐことが重要です。
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近赤外線は肌の奥深く 筋層まで届く
紫外線が肌表面にダメージを与え日焼けやシミの原因になるのに対し、近赤外線は奥深くまで届きシワやたるみの原因になったり、体温を上昇させて余計な発汗や疲労の原因にもなります。
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そしてもう一つのキーワードが『日射疲労』。
日射が厳しい状況下では身体も火照って体温を下げようとエネルギーを消耗してしまいます。
これも太陽光の大半を占める近赤外線の熱が原因とされています。
よって近赤外線も含めて日焼け対策をするという事は日射疲労の軽減にも繋がります。
これは登山やスポーツであれば体力温存という恩恵も得られるので、近赤外線ケアというのは決して美容上の問題だけではないという事がお分かりいただけると思います。
登山の例だと、夏の富士山や日本アルプスでは如何に肌が日焼けしないかばかりを考えがちかと思いますが、近赤外線のケアまで気を配ればエネルギー効率UPまで期待できるという訳です。
以上のことからも紫外線だけでなく、近赤外線から肌を守ることがどれだけ重要かお分かりいただけたかと思います。
アウトドアが大好きだけど、お肌の美しさも保ちたい―。
外遊びを愛する全ての方が抱えるこのジレンマ。
宿敵である光老化と日射疲労、この二つと同時に闘うためには、残念ながら安直なUVカットだけでは日焼け対策として不十分なのです・・・。
紫外線&近赤外線の両方を強力にブロック!
ではサンプルーフコレクションはどのような原理で紫外線と近赤外線を防いでくれるのでしょうか―。
その秘密は製品の素材にあります。
サンプルーフコレクションの全ての製品生地の糸には酸化チタンとセラミック微粒子が練り込まれています。
それぞれ酸化チタンは紫外線を反射する役割、セラミック微粒子は近赤外線を吸収する役割をもっており、これによって大敵となる紫外線&近赤外線をブロックしてくれるという訳です。
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紫外線を反射
生地の糸に紫外線を反射する酸化チタンを練り込んでいます。紫外線カット率は、Sunproofすべての製品で最強レベルのUPF50+を誇ります。
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近赤外線を吸収
赤外線を吸収するレアメタルを使用したセラミック微粒子を糸に練り込むことによって、紫外線だけでなく近赤外線の70%以上を吸収します。
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以上の通り素材レベルで紫外線と近赤外線の対策をしているのがサンプルーフコレクションの最大の特徴。
一般的な製品の場合、後加工で対UV性能を付与されたものがほとんどですが、サンプルーフコレクションの場合はそもそもが対UV(&近赤外線)性能を有する糸で製造されている為、使用による消耗や洗濯を繰り返しても性能が損失しないというのも魅力です。
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洗濯で効果が落ちない
UVカット製品の中でも薬剤でコーティングする生地と違い、洗濯や摩擦によって効果が低下する心配がありません。
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前述しました日射疲労にもこの特殊素材によって軽減できます。
登山等のアウトドアに限らず、暑い時期のスポーツ全般でも活躍してくれます。
体を動かす用途だけでなく、普段のお出かけの際にも取り入れる事で熱中症の予防にもなるのではないでしょうか。
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遮熱効果で涼しい
太陽の下でジリジリ暑く感じるのは近赤外線の熱によるものです。Sunproofは近赤外線を吸収するので、体温の上昇を防ぎます。
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熱中症対策にも
ダブルブロック効果により、太陽に長く当たった時のぐったりとする疲労を軽減し、熱中症対策としても効果を発揮します。
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以上がサンプルーフコレクションの特徴、および機能の説明となります。
ここまで前置きが長くなってしまいましたが、最後に製品をご紹介いたします。
製品ラインナップ① ロングスリーブTシャツ
まさしく“着る日焼け止め”として最も気軽に使いやすいモデル。
ポリエステル100%のメッシュですので、通気性も汗離れも問題なし。
シンプルで飽きのこないデザインですので、登山やスポーツだけでなく、普段着としても使いやすいと思います。
長袖なので季節を問わず使用できるのも魅力。
製品ラインナップ② フーディ
重ね着に重宝する軽量フーディ。
春や秋等、肌寒い時期には温度調節にも活躍しそうです。
ジャケットでなくフード付きというのがミソで、とっさに顔や首も日射しから守りたいという時に便利です。
こちらもポリエステル100%で通気性を有しますので、登山でも活用できます。
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薄い色でも高い効果
Sunproofは白い生地でも高い遮蔽効果が実証されているので、暗い色を着る必要がありません。白は熱を吸収しにくいので涼しく快適に過せます。
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製品ラインナップ③ アクセサリー類
最後はアウトドアをやらない人でも気になるアイテムが多いアクセサリー類です。
これらも全てポリエステル100%のメッシュ製。
洗濯しても効果が落ちないサンプルーフコレクションの特徴が最も活かされており、普段使いにおいては日焼け止めクリーム等と違って塗り直したり洗い流したりの煩わしさが無いのは魅力ではないでしょうか。
いずれも半袖やノースリーブと組み合わせて涼しさも担保しながら日焼け対策ができます。
もちろん、これらにいつもの日焼け止めクリーム、更に日傘やサングラスも組み合わせれば正に鉄壁の防御です。
ちょっとしたお出かけや車の運転時など、一瞬でも油断と妥協をしたくない方に日常から手軽に使っていただける構成になっています。
いかがだったでしょうか。
まもなくゴールデンウィークも迫ってきて、これからお出かけの機会が増えてくるという方も多いのではないかと思います。
反面、日焼けを気にされる方にとってはこれから油断がならない季節の到来です。
しかも今年も昨年並みに厚さが続くと仮定すれば、はっきり言って冬以外ずーっと日射対策が必要になってきます。
そんな中、今回の商品紹介は実にタイムリーなトピックではないかと思いましたので、ぜひ情報を参考にして頂ければと思います。
店頭では質感もチェックできますので、今まで満足のいく日焼け対策ウェアに巡り合えなかったという方の救世主になるかも知れませんよ?
以上、今回はアクシーズクインのサンプルーフコレクションのご紹介でした。
商品ページはこちらです。
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アクシーズクイン『サンプルーフ』コレクション
2025-04-10 22:06:40
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今年もLUNA SANDALS(ルナサンダル)の入荷がスタートしました。
暖かくなって早々に販売開始となりましたので、今シーズンはより長く“ルナ活”が楽しめるかも知れませんね。
という訳で今回は今年2025シーズンのベースキャンプの取り扱いラインナップを紹介いたします。
昨年も立ち上がりのタイミングで同形式の記事をアップしてますので、旧モデルについてはそちらを参照いただければと思います。
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LUNASANDALS 2024
それではさっそくまいりましょう。
VENADO(べナード) 2.0
▲VENADO 2.0
今年も不動のエース、ナサンダルの代名詞的存在「VENADO(べナード) 2.0」です。
通称『走り方を教えてくれるサンダル』。
ラインナップ中最も薄く、且つシンプルなソール形状をしているのでベアフットの本質的テーマ“裸足感覚”の覚醒を目指してルナサンダルにチャレンジしたい場合はまずこれ。
始めのうちは未知の刺激や痛さに戸惑うかもしれませんが、慣れてくるに従ってそれらが段々と快感に変わってきます。
また痛みが出るという事で正しい姿勢で立てていなかったり、接地や歩行に問題があるという事に気づかせてもくれます。
このように刺激に病みつきになったり、自分の足や身体の事を深く考えるようになっていれば、それはすっかりルナサンダルの虜になっている状態と言えるでしょう。
何よりも足が解放された感覚、窮屈さのない自然で自由な履き心地は近代のハイテクシューズでは決して体感できない気持ちよさです。
自然な足の状態=裸足をスタンダードにするためにも、アクティビティだけでなく、普段履きにも積極的にルナサンダルを活用してベアフットを日常に取り入れましょう。
ちなみにべナードはお財布面でも優秀。ルナサンダルも年々値上がりしている中、べナードは引き続きラインナップ中一番安価です。
その点でも迷ったらとりあえずこのべナードからルナサンダルデビューで間違いないでしょう。
基本中の基本、イロハのイながらブランドの神髄でもあるルナサンダル。
MONO(モノ)
続いてはべナードよりも厚みがある「Mono(モノ)」です。
ソール材質自体はべナードと同様ですので、厚底ながら柔軟性を失うことなくクッション性UPを実現しています。
よって普段履きや日頃のトレーニングはべナード、より長時間/長距離を歩いたり走ったりする時はモノ、みたいな使い分けに適しています。
また厚みだけでなく、ラグ(溝)があるのもべナードと異なる点。
このおかげで多少の不整地はこなせます。
このようなサンダルが初めての人にとってはやはりべナードの薄さは抵抗がある方もいらっしゃると思います。
なので、そういう時はこのモノから始めてみましょう。
実際スポーツやアウトドアはまったくやらないけど普段履きやファッションでルナサンダルを履きたいというニーズは多い為、実は毎年べナードのトップの座を脅かしつつある存在でもあります。
という訳でモノは色んな人、色んな用途にマッチする高い汎用性が自慢のルナサンダル。
ここでおさらいも兼ねて、2タイプあるストラップについても解説しておきます。
Retro(レトロ)はルナサンダルオリジナルのストラップタイプ。
簡単に言えばべナードと同じタイプと捉えてください。
レトロタイプにはテックストラップというパーツも付属します。
テックストラップはヒールストラップと足首を固定する為のベルクロストラップ。
フィット感を高めたい時に用います。
もちろん必要なければ使わなくてもOK。
このように調正のバリエーションが多いのがレトロタイプです。
もう一つのWinged Edition(ウイングドエディティション)は側面のサブパーツによってストラップ全体を自立させている仕様です。
簡単に言えば一般的なビーチサンダルみたいにストラップが浮いていると思ってください。
ウイングドエディションは普段履きなら特に重宝する仕様で、玄関口でもサッと足を入れる事が出来るし、履いた状態でのストラップ調整がレトロよりもし易くなっています。

またレトロはジャストフィットを導き出すまでに試行錯誤を重ねる必要がある為、それが却って煩わしく感じるようであればこちらのウイングドエディションの方がいいかもしれませんね。
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以上の通り2つのストラップタイプにはどっちもメリット・デメリットもあるんですが、最終的にはユーザーさんごとの好みや相性で選ばれている感がありますので一概にどちらがおすすめとは言い難いです。使用用途によっても異なると思います。
お近くに取扱店がある場合は一度両者を履き比べてみて、ストラップ調整のし易さ等、ご自身の判断基準で比較されてみるといいと思います。
Oso Flaco(オソ フラコ) / Oso(オソ)
最後はオフロードシリーズの「Oso Flaco(オソ フラコ)」、そして2025シーズン新モデルの「Oso(オソ)」です。
べナードやモノと異なりアウトソールを備えているのが最大の特徴。
しかもそのアウトソールは現在多くの登山靴やトレランシューズに採用され信頼と実績抜群のビブラム・メガグリップソールです。
ラグパターンもモノと比べて断然不整地向けなのがお分かりいただけるかと思います。
これこそがオフロードシリーズたる所以。
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メガグリップの安心感は言わずもがな、一般的な登山靴と比べてもなんら遜色ないラグパターン。 というか裏から見るとこれがサンダルとは思えません(笑)
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ラグも決してワンパターンなものではなく、山=上り・下りに対応できるよう設計されています。
アウトソールがある分、べナードやモノでは難しい不整地での着地安定性、突き上げに対する防御力が山を歩く際に大きな安心感をもたらします。
そもそもべナードとモノにはアウトソールが無いので、オソシリーズの耐久性の高さは言うまでもないでしょう。
お気軽なハイキングならこのオソシリーズでも問題なくこなせますし、何より小屋サンダル・テン場サンダルにもってこいです。
メインシューズとして使いこなせるようになれば、山歩きの新境地に達するかも!?
という訳でオソシリーズは山が主戦場の方、あるいは耐久性を重視したい方の為のルナサンダル。
ここからは新商品の紹介も兼ねてオソ フラコとオソの違いを説明します。
両者はスタックハイト[地面から足裏までの距離]の差で区別されています。
単純に厚みの違いと思っていただいて大丈夫です。
-
Oso Flaco:11.5mm
-
Oso:17.5mm
このようにかなりの差があります。
*「Flaco」はスペイン語で『薄い』の意味。
この差がどれくらいか、参考までに昨年は展開していたシリーズの仲間・Middle Bear(ミドルベアー)も加えて比較してみます。
名称に規則性が無いので非常にややこしいですが(笑)、3モデルとも同じメガグリップアウトソールを搭載したシリーズ。
(ラグパターンも同じ)
よって、
Oso Flaco < Midlle Bear < Oso
の順で厚くなります。
なので今年の新作オソは過去のシリーズと比較してもかなりの厚底(あくあまでルナサンダルにしてはの話)の部類になりますね。
どの厚みを選ぶかによってで突き上げ感や衝撃吸収性能が変わってくると思います。
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こちらは実測値。
アウトソールはどのモデルも共通なので、ベースの厚みの差がスタックハイトの厚みの差になります。
*ミドルベアーはカタログスペックと誤差アリ
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*公式カタログではスタックハイトにフットベッドの厚さ(=約1mm)が含まれておりませんので、上記のような表記にしております
以上の事からも、今年のオソについては従来のモデルでは足の保護に不安があったり、もっと酷使して使いたいという人向けではないでしょうか。
あるいは山でルナサンダルを使ってみたかったけど、オソ フラコやミドル ベア―では心許ない感じがして二の足を踏んでいた、みたいな方の救世主になり得るのかなと思います。
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新キャラ登場によって人気のバランスがどう変化するのか、販売している我々としても楽しみです♪
まとめ
以上、昨年に比べて種類が減った形ではあるものの、逆にべナード・モノ・オソの往年のシリーズ三本柱が改めて存在感を放つ2025年のラインナップとなっています。
よりコアな部分が強調された感じですね。
ちなみに今年もポジショニングマップにまとめてみましたので、選び分けの参考にしてみてください。

今回も区分化はあくまで当店目線ですのでご容赦ください。
以上、2025シーズン、ベースキャンプ取り扱いルナサンダルラインナップのご紹介でした。
店頭ですと試し履きも出来ますので、どうぞご遠慮なくお声掛けくださいね!
商品ページはこちらです。
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ベースキャンプ LUNA SANDALS(ルナサンダル) 取扱一覧
2025-04-05 11:39:05
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SCARPA(スカルパ)のシューズラインナップに新たな顔ぶれの登場です。
『RAPID(ラピッド)』シリーズ。
スカルパのシューズポジションの中ではアプローチシューズの位置づけになります。
タイプはローとミッドの2種。
ミッドのみGORE-TEX仕様です。

こちらはウイメンズのロー(写真左)とミッド(写真右)。

そしてメンズのロー(写真左)とミッド(写真右)です。
ミッドタイプに使用されているGORE-TEXはこれからのスタンダードになるePEメンブレン、フッ素フリーで環境負荷軽減もバッチリです。
アウトソールはビブラム®メガグリップ製。 
「アジリティXT」というラグパターンは先端にクライミングゾーンを備えていますので、岩場の通過でも安心。
いかにもアプローチシューズといった粘りけのある質感なので、フェースでもエッジでもフリクションが期待できそうです。
アッパーのメイン素材は耐水スエード皮革。
その外周をTPUバンドで覆って補強されています。
ミッドソールはTPUシャンクとEVAが組み合わさった構造。
踵部は更に密度の異なるEVAが配置されています。
登攀時は足裏感覚、歩行時は衝撃吸収性。
本来であれば相反する要素を両立したのがこのラピッドシリーズです。
あくまでアプローチシューズながら、ハイキング等あらゆるアクティビティを一足でこなせる汎用性の高さが特徴です。
アプロ―シューズと聞いただけでタイトなイメージで“履かず嫌い”な人も多いかもしれません。
ですが上記でも述べました通りラピッドシリーズはハイキング=長時間の歩行でも快適さを損なわないよう設計されています。
その為ラスト(足型)は人間工学に基づいたパターンが採用されており、いい意味でアプローチシューズらしくない履きやすさを感じる事ができます。
入荷時に早速足を入れてみたところ、幅がどうのこうのでなく、率直に気持ちいい履き心地のシューズだなと感じました。
販売員目線では用途に関係なく一度足を入れてみて気持ちよさを体感してもらいたい一足ですね。
見た目もシンプルですので、細身のパンツに合わせてもご覧の通りスマート。
普段履きも視野に入れればローカットがGORE-TEX仕様でない点は全然ネガティブ要素ではないと思います。
試しに歩いてみた感触ですが、見た目よりはカチッとしているというか、しっかりアプローチシューズだなという印象です。
構造上しっかりとトーションが効いているので、山で使う靴にはやはり剛性を求めたいという方に向いているのかなと思います。
あくまで個人の感覚ですがファイブテンのガイドテニーほどガチガチでない、かといってスポルティバのTXシリーズほど柔らかくもない、というニュアンスで伝わりますでしょうか。
それくらい剛性と柔軟性のバランスが優れています。
重量は上記の通り。
ローもミッドも同等品のなかでもかなり軽量な部類。
足捌きも足取りも軽快になりそうです。
いかがだったでしょうか。
アプローチシューズジャンル全体で見ても久々に新機軸となるこのラピッドシリーズ、特に大御所スカルパの新モデルということもあり気になっていらっしゃるクライマーの方も多いのではないでしょうか。
またクライミングや岩稜帯歩きをしない人であっても、重量もあって硬すぎる登山靴はもうしんどい・・・かといって柔らかすぎるトレッキングシューズやトレランシューズは抵抗がある・・・とお悩み中の方はいらっしゃいませんか?
ラピッドシリーズはまさしく救世主的な存在かも知れませんよ。
履き心地をぜひ店頭でチェックしてみてください。
以上、今回はスカルパのラピッドシリーズのご紹介でした。
商品ページはこちらです。
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2025-04-04 10:20:55
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PETZ(ペツル)の新作ハーネス『WHISPER(ウィスパー)』を紹介します。
こちらはより高いレベルでのパフォーマンスを目指すクライマーやアルピニスト向けのテクニカルハーネス。
ネーミング直訳であれば“「whisper[英]」=ささやく”かと思いますが、転じて小さい、軽い、僅か、等のニュアンスでしょうか―。
何故ならこのウィスパーというハーネス、Mサイズで170gと超がつく軽量ぶり。
この頃は200g台のハイエンドハーネス(シッタ、ヒューロンドス等)も珍しくないですが、このウィスパーは驚愕の200gアンダー。 
驚異的な薄さを実現したウエストベルトとレッグループのおかげで、ご覧の通り片手に収まるほどの小ささ。
(収納ポーチも付属します)
100~150gのアルパインハーネスと比べても遜色のないコンパクトさですのでアプローチ中も嵩張らないでしょう。

極薄ながらも柔軟性のあるウエストベルトとレッグループにより、クライミング中も自由な動きを妨げません。
ハーネスの存在を忘れるほどの履き心地と快適性が持ち味です。
ウィスパーには「MATRYX®(マトリックス)」という高性能ファブリックが採用されています。
クライミングハーネスではまだあまり見慣れないですが、既にトレイルランニングシューズで採用しているメーカーもあるので目にしたことある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
マトリックスが高性能とされるのは軽量性・快適性・耐久性のバランスに優れるためです。
これがそのままウィスパーの特長になっています。
まず軽量性については既に上記でご確認頂けたと思います。
快適性については2つの観点から。
一つ目は汗処理の点。マトリックスは個別にコーティングされた高弾性ポリエチレンとナイロン製糸により構成されているため通気性に優れます。よってクライミング中も素早く吸汗し水分を逃がしてくれるというわけです。
もう一つはクッション性。ウィスパーの場合は特定の箇所にサポート性を向上させるパッドが入っていますが、実はこれもマトリックスを採用しているからこそ可能な設計。よって極薄ながらも快適性は犠牲になっていないというわけです。
最後に耐久性。トレランシューズのアッパーに重宝されるくらい、とにかく高い耐摩耗性を有するマトリックス。酷使するのが前提のハーネスにも好相性の素材であるといえるでしょう。
以上の通りウィスパーは高性能素材と必要最小限の構成によって軽量コンパクトでありながらもクライミングハーネスとしての耐用も併せ持つ、正にハイブリッドなハーネスではないでしょうか。

ベルト以外の耐久性にも抜かりがありません。タイインポイント、ウェビング、ギアループは高弾性ポリエチレンで強化、予め摩耗と摩擦が考慮されています。
ラッキングについても多くのギアを携行、整理できるよう合計5つのギアループが設けられています。
フロントの2つは適度な大きさと硬さで多くのギアが携行できるようになっており、またカラビナのクリップ/アンクリップもしやすくなっています。
リアの2つはバックパックを担いでも干渉しないよう工夫された設計。
残りの1つ、後部のギアループは柔らかいのでバックロープやアクセサリー類の接続用になるでしょう。
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『キャリツール エボ』用のスロットも備わっていますので、アイスクライミングや冬期登攀にも対応。
ツールホルダーの増設にもなります。
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いかがだったでしょうか。
近年新たな高性能素材が次々と登場し各種クライミングギアも常に進化を続けていますが、その中でも今回のウィスパーは際立って革新的な存在に感じます。
高難度ルートに挑むクライマーの方、ハードルートを開拓したいアルピニストの方々にとっては見逃せない新商品でしょう。
以上、今回はペツル ウィスパーのご紹介でした。
商品ページはこちらです。
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2025-04-03 21:10:47
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PaagoWorks(パーゴワークス)のHIKEシリーズに新たなシリーズが登場です。
その名も『ZENN(ゼン)』シリーズ。
3月28日(金)発売の新商品であり、2025シーズンのバックパックカテゴリーでも注目株です。
パーゴワークスのHIKEモデルのラインナップとしては、バディシリーズやカーゴシリーズ以来の新作となる今回のゼンシリーズ。
そのバディシリーズや、RUNモデルのラッシュシリーズのDNAも継承した背負い心地や使い勝手、
そしてカーゴシリーズに代表されるような、いかにもパーゴワークス!と言った面白いギミックも備わっています。
バックパックの新境地を拓いたとも言えるゼンシリーズ、早速ですが特徴を見ていきましょう。
バリエーション
ゼンシリーズは25、35、45という3つの容量での展開となります。
カラーはいずれもブルーとグレーの2色ずつ。
サイズはそれぞれ1サイズとなっています(背面調整式)。
パーゴワークスファンやユーザーの方にはお分かりいただけると思いますが、容量的にもカラーリング的にもバディシリーズやラッシュシリーズとも絶妙に被っていないので、この時点で既に新しいキャラクターとして受け入れて頂けるでしょう。
キーワードは『ZENN SYSTEM』
ゼンシリーズを語る上でのキーワード、それが“ZENN SYSTEM”と呼ばれる、今回新たに設計された背面システムです。
ネーミング通りゼンの核心部でもあるこちらが背負い心地と機能面、両方で重要な役割を果たしています。
というわけでまずは背負い心地について。
*写真はZENN 35
幅広に作られているショルダーハーネスはバッグの荷重を肋骨全体に分散するため、見た目以上安定感があります。
その為に歩行時の揺れを減らすとともに肩への負担も軽減します。
またラッシュ20やラッシュ30を彷彿とさせる、細身且つ上部にボリュームがある高重心なシルエットですので荷重バランスも理想的。
ちなみに腰部についてはZENN25がベルト式、ZENN35とZENN45がハーネス式となっています。
*写真はZENN 35
ZENNは標準的なバックパックよりもショルダーハーネスの支点が低く設定されています。
これによってショルダーハーネスの有効長と柔軟性を確保する事と、フィット感の向上を狙ってあるとの事。
またトップスタビライザーでバッグの荷重を身体側に寄せてもフィット感に影響しないよう出来てるのは秀逸だと感じます。
バックパネルとショルダーハーネスは一体になっており、パック本体とはベルクロとフック(後述)で接続されています。
これの取り付け位置によって背面長を調節する仕組みです。
こちらも他社にない斬新な発想。
調整幅はZENN25が背面長38〜48cmに対応、ZENN35とZENN45が背面長44~54cmに対応となっています。
(目安身長はすべて155cm〜180cmで共通です)
このサイズ調整幅と考え尽くされたショルダー形状によって男女問わずフィットさせることが可能になっています。
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気づきにくい点ですが、25と35&45とでは背面構造が異なっています。その為35&45ヒップハーネス(取り外せる)は25には互換がありません。
(ショルダーハーネスは25・35・45で共通)
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以上がまずZENN SYSYTEMがもたらす快適な背負い心地について、でした。
続きまして機能面です。
ショルダーハーネスとヒップハーネス(35と45のみ)、フロントポケットがすべてモジュール設計、つまり取り外しが可能になっています。
これこそがZENN SYSTEMの全容であり、そしてZENNシリーズの最大の特徴にもなっているというわけです。
これによって用途に応じた機能を選ぶことができ、例えばフロントポケットを省いて軽量化したり、35と45であれば状況に応じてヒップハーネスの有無を選択できます。
そしてギミック好きにグッとくるのがこのモード。

本体から取り外したショルダーハーネスとフロントポケットを組み合わせるとサブザックの出来上がり。
この時もベルクロとフック(後述)で接続します。
山小屋からの山頂アタックや各種サブ行動、下山後の散策におすすめです。
使い方次第では旅行や出張等でも活躍してくれそうです。
このようにユーザー次第、アイデア次第で様々な“ZENN SYSTEM”を使いこなして遊びを楽しむことこそがZENNシリーズを通してパーゴワークスが提案したいことなんじゃないかなと思います。
ちなみにフロントポケットの容量は5リットルで、これは全サイズ共通。
ショルダーハーネスも全サイズ共通なので、つまりどのサイズを買ってもサブザックは同じになります。
またそれぞれの商品名の容量はこのフロントポケットの容量込みの表記になっていますので、本体単体はそれぞれ-5Lした容量という事になります。
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ショルダーハーネスにはスマホやペットボトル(500ml)が入るポケット付きなので、お気楽な日帰り登山や簡単なトレランだったらサブザックモードで十分ではないでしょうか。
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バディやラッシュ20&30は背面パネルしか外せませんでしたが、ZENNはショルダーハーネスごと取り外せるため洗濯可能な範囲が広がりました。
衛生管理面も◎な構造ですね。
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ZENN SYSTEMのコアともいえるこのショルダーハーネスについてもう少し解説します。
本体とフロントポケットそれぞれに対し、ショルダーハーネスはベルクロとこのゲート付きフック(計4ヶ所)で接続しています。
フックのゲートはワンアクションで開閉ができる仕組みですのでとても簡単。
この為サブザックモードへの移行もとてもスムーズに行えます。
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ショルダーハーネスの背面パネルにベルクロのオス(フック)、本体およびフロントパックの背面にベルクロのメス(ループ)がセットされています。
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フロントパックの各ループの用途
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以上の通り、背負い心地の為に開発されたショルダーハーネスがギミックとしても機能しているから見事。
今回の新作もパーゴワークスのパックづくりへの拘りと遊び心全開って感じがしませんか?
いつもユーザーが驚く仕掛けを用意してくるのがニクい、あっぱれ!
メイン気室も存分に優秀
ZENN SYSTEMばかりに目が奪われがちですが、そこは流石パーゴワークス、メイン気室も優秀で使い勝手バッチリです。
つまりフロントポケット無しの“素”の状態で使用しても十分に使えるパックになっています。
メイン気室の開閉は25がチューブトップ式でドローコードを引いて開閉、35と45はロールトップ式(35と45の違いはロールトップ部分の容量差)です。
いずれも高重心設計による広めの開口部になっていますので、ストレスなくギアの出し入れができそうです。
各サイズともトップポケットも備えていますので、行動中すぐに取り出したいものはこちらを使うといいでしょう。
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ロールトップ式の35と45ですが、サイドジッパーも備えていますので、パッキングを工夫すれば必要な道具に素早くアクセスが可能です。
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ダブルジッパー仕様なのでトップを閉じた状態でも下から開ける事が可能。
行動中はこの機能が活躍しそうですね。
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大型のサイドポケットは全サイズ共通仕様。
500mlのボトルが2本入る設計です。
背負った状態でも出し入れでき、かつ不意に脱落しない構造。
耐摩擦性の高いストレッチ素材を採用。
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本体のコンプレッションベルトはフロントパックの接続も兼ねているという合理的な仕組み。
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フロントパックを外すとこんな感じ。
何やら思わせぶり!?なループがあちこちに配置されている・・・。
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メイン生地には超高分子量ポリウレタン繊維を使ったExtreema Grid Nylonを採用。軽くて堅牢でパックに理想的な素材
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ボトムには引き裂き強度の高いECOPAKを使用。
激しく遊ぶ方でも安心。
この付近にも思わせぶり!?なループがいっぱいです・・・。
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35と45のヒップハーネスですが、残念ながら収納力はありません。
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なのでこんな感じにポーチ等で拡張してあげれば良いと思います。
ちなみに写真は同社のスイッチ・Mサイズ。
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メイン気室内上部にはこのようなフックが2つ設けられています。
これはどのように使用するのかというと・・・
こうやってW-FACEポーチ等、同社のアクセサリーを連結する事ができます。
手元に現物が無い為確認できていませんが、現在人気のMY FIRST AIDも接続できるらしいです。
小さいポーチはザックの中で迷子になりやすいので、これはかなり助かりますね。
背面には取り外し可能なフォームパッドが入っていますので(45はアルミフレームも)、こちらでもフィット感の調節が可能です。
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フォームマットのサイズはこんな感じ。
簡易マットとしても使うことができます。
厚さは計測してみたところ5~6mmでした。
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ZENN45のみアルミフレーム入り。
重量がある時はフレーム入りの方がしっかり荷重を支えてくれるでしょう。
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いかがだったでしょうか。
この新商品、というかパーゴワークスの製品すべてに共通していますが、情報量が多い・・・(笑) *誉め言葉です
できればシンプルに要約したいところですが、今回のZENNもせっかくたくさんの仕掛けが仕込まれているので余すところなくお伝えしようと思ったらえらい長文になっちゃいました<m(__)m>
それでもまだ語り尽くせてない部分、掘り下げ切れていない魅力がきっとあります。
・・・うん、絶対あるし100%語り尽くすのはおそらく無理(笑)
公式のアナウンスによるとZENN SYSTEMの各モジュールパーツは今後別売りや他のオプションの開発も計画されている模様ですし、上記の通り“思わせぶり”な機構の事もありますので、後々の拡張性を予め計算されているのではないかと思います。
この辺りは期待を込めて楽しみにしておきましょう。
毎回新商品登場の度に斬新かつ独創的な発想で我々ユーザーをアッと驚かせてくれるパーゴワークスですが、今回もまたやってくれましたね。
山遊びに限らず、あらゆる活動の可能性を拡げてくれそうな新しいバックパックの登場に皆さんも心が躍ったのではないでしょうか。
フィット感やギミックはぜひ店頭でチェックしてみてください。
容量もカラーも結構悩ましいバリエーションですので、売り場での長考大歓迎でございます(笑)
以上、今回はパーゴワークスのZENNシリーズのご紹介でした。
商品ページはこちらです。
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2025-04-03 14:14:55
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2025年、アライテントは創業60年を迎えます。
こちらを記念して、かつて創業50年周年記念の際にも発売された「鴇色」カラーのフライシートを備えた限定エアライズが再び復活です。
大空をはばたく朱鷺の風切羽の淡いピンク色を「鴇(朱鷺)色」と呼びます。
今でこそ大変貴重な鳥となってしまいましたが 朱鷺は「Nipponia nippon」の学名を持つ 古くから日本では多くの人たちに親しまれてきた鳥です。
この桜の花の色をも連想させる淡いピンクの「鴇色」のフライシートをアライテントの代名詞ともいえるテント・エアライズにセットしたのが今回の限定仕様となります。
初めてのテント選びでも迷ったらライペン(アライテント)というくらい、テントづくりにおける老舗のブランド。
我々日本人としてもグッとくる今回の限定カラーももちろんですが、そもそもエアライズがまず間違いのないテントですので、今年テント泊にチャレンジしたいという方はぜひご検討頂ければと思います。
サイズは1と2の2種類となります。
▲エアライズ 1
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▲エアライズ 2
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通常版のエアライズと同様アンダーシート(フットプリント)は別売りですが、ペグと張綱は付属していますので買ったらすぐ使用できます。
前回の発売時に買い逃したという方にとっても再購入のチャンスかと思いますので、どうぞお見逃しなく。
商品ページはこちらです。
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2025-04-03 12:37:44
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