
人気の「鉄板マルチグリドル」に待望のミニサイズが登場しました。
ソロユースにぴったりな19cmというバージョン。
4月15日(金)に発売になったばかりの新商品です。
昨年世に出たばかりにもかかわらず、今やすっかりキャンプギアの定番と言っても過言ではない鉄板マルチグリドル33cm。
・シーズニング不要で買ってすぐ使える
・油いらずで焦げ付きにくい&お手入れが簡単
・様々な料理で活躍できる形状
・直火からIHまで使用可能
・軽くて持ち運びに便利→インドアでもアウトドアでも使える
と言ったまさに“マルチ”な機能で一躍人気を博しました。
アウトドアクッキングだけにとどまらず家庭の調理器具としてもヒットしています。
しかしながら33cmというサイズ感が実は人によっては一長一短で、
特にソロキャンパーやハイカーの方々からは、「便利なのはわかってるけど大きさ的にちょっと・・」・と躊躇されていたように感じます。
『これの小さいのがあればねぇ~』という声も多かったので我々も期待していたところ、ついに待望の新サイズ登場!

上が新発売の19cm、
下が従来品の33cm。
重さが33cmの約1kgに対して、19cmは330gと半分以下の重量です。
調理面積が狭まったことで料理のレパートリーは狭まったかもしれませんが、軽量化の分、使えるシチュエーションや可能性は広がるのではないでしょうか。
1人分の目玉焼きとかホットケーキとか相性良さそうです。
ちなみに気になる価格(税込)は33cmの9,130円に対して、今回の19cmが6,930円と、残念ながら値段まで三分の一とはなりませんでした(笑)

1点だけ注意点と言いますか、同じ名称なので誤解しがちですが、実は新商品の19cmはIHに対応していません。
これは形状とサイズの都合でIHヒーターとの互換性を両立できなかったのでしょうね・・・。
これが減点ポイントになるか否かは人によって分かれそうです。
完全にアウトドアでの使用しか想定していない方にとってはIH対応は別に重要でないでしょうからね。
スペック含めて33cmのミニ版と期待していた場合はちょっと残念な気もしますが、これ単体で見て“直火にもかけれる皿”と考えればいかがでしょう、魅力に感じませんか?
ちなみにこの底の構造ですが、バーナー、つまり五徳を選びそうです。
リング状の部分が細い(狭い)上にまぁまぁツルンとしてるので、五徳の形状や材質次第では安定しなかったり横滑りするかも。
*この理由は後でも触れます。
どうせIH非対応なんだったら、多少ボコボコにしたり、敢えてギザギザにしたりして五徳に嚙み合うような感じにしてもらいたかったな・・・。
逆にストームクッカーなら大丈夫かな?と試してみたんですが、SにもLにも微妙にマッチしませんでした(笑)
取っ手が片方だけになった事についてはどうでしょう?
省スペース化には確実に寄与していると思いますが、調理上の不便さとかは問題ないのかな?
いずれにしてもありそうでなかった、何とも言えない独特なシルエットですよね。
料理以外にも羽子板代みたいに遊んだり、うちわとして使えたら面白いですね、手首痛めそうで怖いですが(笑)

19cmの最大の魅力はやはりそのコンパクトさと軽量さを活かして、こういう事ができちゃう点でしょう。
「山焼肉したいけど、軽量化も譲れない。かといって普通のコッヘルで妥協したくもない」といったグルメハイカーさんにはピッタリ過ぎるギアではないでしょうか。
そもそも商品名に“鉄板”と冠してるマルチグリドルですが、実は鉄じゃないんですよね(笑)
厳密にはアルミ合金鋳物、これが軽さの正体です。
(過去にGSIから販売されていて革新的だったアルミのダッチオーブンと同じ原理です)
なので同じくらいのサイズの鉄板やスキレットと比べると格段に軽いです。
そしてアルミ合金でありながら、まるで鉄板のような熱伝導率を誇るのがマルチグリドルの特徴の一つ。
熱伝導率を考慮した4mmという絶妙な厚さが、食材の旨味を引き出します。
中心部が窪んでいるのもポイントです。
多少の油や水分であれば、こぼれ落ちる心配はありません。
よくあるソロ鉄板ってフラット且つヘリの無い切りっぱなしみたいなのが定番ですよね?
でもキッチンやキャンプ場ならともかく、山の場合まっ平らな地面を探すのは困難なため、基本的にバーナー含めコッヘルや鉄板は傾いて当たり前。
なのでフラットでしかもヘリが無い鉄板だと余分な水分や油がこぼれやすいと思うんですよ。
そうなるとバーナーが油で汚れるのはもちろん、何より地面も汚しちゃいます。
その点マルチグリドルはこの悩みを解決してくれそうな形状をしております。
また表面の特殊なコーティングも山向きとして推したい点です。
山の場合、洗い物もしづらいしキッチンペーパーも大量に消費出来ないので、手入れがしやすいコーティング処理は非常にありがたいです。サッと拭くだけである程度の汚れなら取れちゃいます。
しかもこのコーティングは油を使わなくても焦げ付きにくくする工夫でもありますので、油を持ってく手間も省けるし(というかよく忘れがち)、その上ヘルシー!
シーズニングいらずなので、準備も手軽で片付けも楽ちん。
持ち運ぶ際の油分のベタツキ・ヌルツキを気にしなくていいのも、気軽に手を拭いたり洗ったりできない登山ではポイント高いと思います。ザックやウェアが汚れる心配も無いし。
ただこのコーティングですが、本体の裏側、つまり火にかける面にも処理されてるっぽいんですよね。
なので上でも触れたように、五徳によってはツルツルしちゃう原因にもなってしまってます(笑)
調理以外の用途としては、メインディッシュの前にはおつまみのナッツとかをあける皿としても使えそうですよ。
フルーツやスイーツをシェアするプレートとしても良さそうです。
これからはザックによくぶら下がってるのがシェラカップやマグカップに加えて、マルチグリドルも見かけるかもしれませんね。
ただし鋳物である以上、耐久性には注意を払った方がいいと思います。
大きな衝撃が加わるよう落としたりぶつけたりは禁物ですね。
転倒→岩にぶつけてパッカーンと割れる可能性も・・・!?
まぁ一升瓶を担いで山に上がれるくらいの猛者なら心配ないかもですが(笑)
それと空焚きのし過ぎも厳禁ですね。 これは他のコッヘルも同様ですが。
そして忘れちゃいけない輻射熱。こっちは鉄板も同様ですよね。
耐久性含めた使い勝手、そして何より肝心料理の味もですが、
一枚モノの鉄板との比較のポイントは期待する役割やシチュエーションによるって感じですかね~。

ちなみにザック外付けはあくまでネタ的な提案であって、ちゃんと収納袋も付属しますのでご安心ください。
33cmは収納ケースが別売りなので、こちらは嬉しい改善点ですね。
シリコンミトン(鍋つかみ)付属は33cmと同様です。
33cmより小さい分熱源が近づくため火傷のリスクが高くなると思いますので、必ずこちらも携行&使用しましょう。
もちろんソロキャンプや日頃の料理にも使い勝手良さそうです。
ユニフレームのちびパンみたく、複数枚使いもアリと思います。
例えば焼肉で言えばタレ系と塩系を同時に別々に焼いたりできるんじゃないでしょうか。
フィールドでも自宅でも―。
キャンパーにもハイカーにも―。
皿としても調理器具としても、おかずからデザートまで―。
この19cmサイズもまたマルチな活躍が期待できそうです。
店頭にはサンプルも展示してますので、ぜひ手に取ってご覧になってみてください。
33cmや他の鉄板やフライパンとかとジャンジャン比較してみてもらって、シンデレラフィットや新たな活用法などあれこれ教えて頂けると嬉しいです。
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2022-04-16 16:15:19
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