山の季節になってまいりました。

登山や渓流釣り等のアクティビティを満喫する方、景観や草花等自然そのものに癒しを求める方、山の楽しみ方は人それぞれかと思います。
しかしながら山に入る以上、注意しておかなければならないのが野生の動物との遭遇ではないでしょうか。
中でも遭遇したくないクマについては可能な限りの対策をしておきたいところ―。
最近ではキャンプ場でもクマの出没情報が多く聞かれますので、もしもを想定すべきはアウトドア全般と言えそうです。

これからの時期は夏期休暇で普段行かない山域に遠征に出かける方も多いかと思われます。
そこがクマ出没エリアという場合は装備の見直しをしておくと心強いのではないでしょうか。

熊よけ鈴

クマに限らず動物除けとして最もポピュラーな熊よけ鈴。
ラジオや笛という手段もよく用いられるかと思います。
鈴のメリットは携帯性や使い勝手の面で山歩きにより適しているといった点でしょうか。

ベースキャンプでお勧めしているのはこちら東京ベルの「BEAR BELL 森の鈴」。
こちら消音機能付きなので不要な時は音を鳴らさないようにできるのですが、その操作方法がユニーク。



鳴らす時も消す時もカバーを下に引くだけで切り替える事ができます。
ザックなどにぶら下げている状態であれば地面側に引っ張るイメージでOKです。
類似品でも収納袋や磁石で消音機能があるものもありますが、この森の鈴はこの特徴的な“ON/消音”機能のおかげで歩きながらでも操作できる点が魅力です。
また一般的な熊鈴だとザックなどにぶら下げていた場合、ベル本体がザックや衣服に当たるとベルがよく響かないなんてことがよくありますが、この熊鈴はベル本体を囲うようにカバーが付いているのでその心配も無くザックにぶら下げていても良く響きます。
敢えて欠点をあげるとすれば登山用の小物としては決して軽量ではないという点ですが、そこを補って余りある機能と使い勝手が魅力のアイテムです。

熊よけスプレー

ペッパー(主に唐辛子等)エキスによる強力な刺激で熊を撃退する熊よけスプレー。
ベースキャンプではカールホーネック社の携帯性に優れたサイズのものをご用意しております。
カールホーネック社は欧州で最も歴史のあるドイツのペッパースプレーメーカーとして有名です。

カールホーネックのペッパースプレーは液体を飛ばすリキッドタイプですので、
霧状のフォグタイプ（噴霧式）に比べて風の影響が少ないという特長があります。
本体の構造にも工夫があり、不意の誤射を防ぐ「フリップ・トップ・キャップ」仕様で不要時にパックの中にしまい込んでいても安心な設計になっています。

また、こういったスプレーを使う機会が滅多にないという方向けに「トレーニングスプレー」がセットになったパッケージもございます。
せっかくスプレーを装備していてもいざという時に慌てて上手く使えないのでは意味がありませんから、万全を期すためには予行練習も検討してみてはいかがでしょうか。

ペッパーマン & トレーニングスプレー ツインパック 成分がほぼ水の、試射として使える「トレーニング用スプレー」が付属します。

いかがだったでしょうか。

そもそもの話、できればクマには遭遇せずに済ませたいところですよね。
そのためにも出没の噂や目撃情報があるフィールドには近づかない、もし真新しい足跡や糞を見つけたら即下山する等、とにかくはまず遭遇しないようにする事こそが重要です。

今回熊よけグッズの紹介ではありましたが、山のハイシーズンを前に注意喚起になればと思いトピックにさせて頂きました。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。


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2024-06-16 17:24:39

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