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【再入荷!】革新的ビレイデバイス『PETZL(ペツル) NEOX(ネオックス)』

【再入荷!】革新的ビレイデバイス『PETZL(ペツル) NEOX(ネオックス)』

PETZL(ペツル) ネオックス

PETZL(ペツル)の『NEOX(ネオックス)』が再入荷いたしました。

2024年のクライミングギア新製品の中でもっとも注目株と言っても過言ではないこのネオックス。
入荷第一弾は先月下旬でしたが、発売を心待ちにしていたクライマーの皆さんの反響が凄く、初回入荷分があっという間に完売してしまっていた状況でした。

そして今回待望の再入荷!
今回は数も多めに確保できまたので、前回買い逃した方はどうぞお早目に!

What's Neox?

PETZL(ペツル) ネオックス 『NEOX』をご存じない方に向けて改めて紹介いたしますと、こちらはリードクライミング用のビレイデバイス(確保器)になります。

PETZLと言えば「GRIGRI(グリグリ)」というビレイデバイスが特に有名ですので、こちらであれば耳にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
また確保器というジャンルにおいては、アルパインクライミングや沢登りをやる方も含めて同社の「ベルソ/ルベルソ」なら知っている・使っているよという方もいらっしゃると思います。

PETZL(ペツル) ネオックス

▲グリグリでのビレイ状態

PETZL(ペツル) ネオックス

▲ベルソでのビレイ状態

 

両者の違いですが、「グリグリ」は「ベルソ/ルベルソ」よりも更にリードクライミングに特化したビレイデバイスになります。
上記の写真の通り見た目からしてまず大きく異なりますが、グリグリがよりメカメカしくしている理由こそが最大の特徴“ブレーキアシスト機能”の搭載にあります。
墜落が頻繁に発生するリードクライミングにおいて、文字通りビレイヤ―がクライマーの墜落を止める動作をアシストする機能であり、クライマーの墜落に合わせて器具(カム:上記の写真で本体の中でロープが通っている部分)が作動しロープをロックする仕組みになっています。
そしてそのロックを解除するためのレバー、ハンドルがもう一つの特徴です。
通常荷重やロックがかかった状態のビレイデバイスを操作(荷重解除)するのは経験とコツが必要ですが、このグリグリのハンドル機構はロックを簡単に解除でき、且つ滑らかにロワーダウン(クライマーを地上に降ろす操作)をする事ができます。
ロープ操作を含めてビレイ→ロワーダウン→ビレイ→ロワーダウン・・・の繰り返しになるリードクライミングにおいて、グリグリは最適且つ合理的なビレイデバイスという事でクライマーの間ではお馴染みです。

PETZL(ペツル) ネオックス

グリグリはロープセット時にカラビナを経由しないので、ロープセットもシンプル。そのおかげでロープの流れもスムーズになるため、シビアなロープ操作が求められるクライミングにおいては特に有効なビレイデバイスと言えます。

そんな中今回新たに登場したのが『ネオックス』
一見するとグリグリと何ら変わらないのでは?と思われている方も多いと思いますので、続いてはネオックスの特徴とグリグリと異なる点を紹介します。

よりスムーズなロープの流れを生むホイール機構

PETZL(ペツル) ネオックス

「ネオックス」の最大の特徴でもありグリグリと最も異なる点がカムにホイールが搭載されている事です。
この機構によりロープをよりスムーズに、流れるように操作できるようになっています。
始めてこれを見たときは“なるほど、この手があったか!”と衝撃を受けましたが、改めて考えてみるとありそうでなかった気もしますね。

PETZL(ペツル) ネオックス

▲ネオックスでのロープセット

PETZL(ペツル) ネオックス

▲グリグリでのロープセット

 

上記の通り両者のカムの機構の違いは一目瞭然です。ロープが屈曲している部分に着目してもグリグリよりも更にネオックスの方が滑らか。円形状、且つ回転までするので一度味わったら病みつきになりそうなスムーズさです。
そしてこのカムの真骨頂はクライマーの墜落時、もしくはロープにテンションをかけた状態では回転が止まりブレーキアシスト機構として作動するという点です。本当に凄い仕組み!
なので“グリグリよりも更に滑らか”“でもってブレーキアシストも機能する”という、本来であれば矛盾してそうな要素の両立、クライマー/ビレイヤ―にしてみれば両方いいトコどりの贅沢な進化、これこそがネオックスが革新的ビレイデバイスとして注目を浴びている理由でしょう。

*公式サイトにあるホイール動作の詳細がアニメーションで解説されていて大変分かりやすいので、ぜひそちらもご覧ください。

特にネオックスが真価を発揮するのは次のシチュエーションです。
リードクライミングにおいてルート上でクライマーが中間支点に到達した場合、クライマーのそれぞれの動きに連動してビレイヤ―も

  • クライマーがロープをクリップする:ビレイヤ―はロープを素早く繰り出す

  • クライマーがロープをクリップした:ビレイヤ―はロープを速やかに手繰る

というロープ操作が必要になります。
ビレイヤ―心理としては①②ともスムーズな動作を心掛けたいものですし、①②がスムーズであればあるほどクライマーも登る事に集中できます。
ちなみに同様の場面でグリグリを使用する場合、①についてはカムがつられて作動しないようもう一方の手の親指でカムを押さえておく必要があるのと、②についても人によってはロープ径の影響などで動作を重く感じる人もいるかと思われます。
つまりこの2点を見事に解消しているネオックス、グリグリよりも更にリードクライミングに最適化したビレイデバイスというキャラクターです。
ロープがスムーズに流れる事、ビレイヤ―側の操作が淀みない事はクライマーにとっても余計なストレスの解消にもなりますので、ネオックスはクライマー&ビレイヤ―双方にとっても理想的なビレイデバイスではないでしょうか。

PETZL(ペツル) ネオックス

ネオックスももちろんハンドル搭載。
人間工学に基づいたデザインで、下降のスピードをコントロールする際にかかる労力が抑えられます。
ちなみにハンドルを含む全てのプラスチック部品がリサイクルナイロン製という環境にも優しい仕様。

ここまではネオックスの魅力ばかりを伝えてきましたが、敢えて注意点をあげるとすれば、プレイヤー・もしくはシチュエーションによってはメリットがデメリットになり得るかもしれない、という点です。
経験者やグリグリユーザーで勘のいい方は既にお気づきかもしれませんが、ロープがより流れやすくなるという事はそれだけ制動が効くのが遅くなる可能性があるという事でもある為です(ビレイヤ―の反応がより重要になる為)。
もちろんこの点をメリットとして活したいという人もいるかもしれませんが(いわゆる“ガッツンビレイ”対策)、そもそもがグリグリ自体もビレイ経験者を想定しているデバイスでもあり、ベルソ/ルベルソの仕組みや使い方も含めてビレイというスキルを総合的に理解した上で使用しなければなりません。これはネオックスも同様。
よって今かなり話題になっているネオックスではありますが、必ず製品特性を十分に理解し、未経験の方であればまずビレイ技術の習熟を経てから検討いただいた方が無難で安全と思われます。
また、この点でも実はグリグリ、あるいは今回紹介を活用したグリグリ+も差別化が図られています。
ネオックスはあくまでグリグリやグリグリ+のいい部分をより磨いた“特化型”デバイスであり、決して両者の後継品という訳ではありません(上記赤字部分に関連)。
一言にクライミングと言っても力量やスタイルが人それぞれあるように、「ネオックス」「グリグリ」「グリグリ+」を選び分けることができるようになっています。

という訳で最後はこれらを簡単に比較して終わりにしたいと思います。
(PETZL公式サイトからの引用です)
商品ページリンクとあわせてどうぞ。
↓↓↓

PETZL(ペツル) ネオックス

▲NEOX ネオックス

  • リードクライミングに最適化

  • 重量:235g

  • 8.5~11mmのシングルロープに対応

  • ロープの繰り出しがスムーズ

PETZL(ペツル) D014BA グリグリ

▲GRIGRI グリグリ

  • リード、トップロープクライミング

  • 重量:175g

  • 8.5~11mmのシングルロープに対応

  • コンパクトさと汎用性

PETZL(ペツル) D13A グリグリ+

▲GRIGRI+ グリグリ+

  • 初心者、トップロープクライミング

  • 重量:200g

  • 8.5~11mmのシングルロープに対応

  • パニック防止機能/トップロープモード

 

※ロープを繰り出したり墜落を止めたりする方法は、一般的なビレイ技術と同様です (末端側のロープから決して手を放さないでください)。よってまずは基本的なビレイ技術の習得が必要です。
※適合するロープ、カラビナ、ハーネスの種類や規格についても熟知しておく必要があります。

※使用する前に必ず取扱説明書の内容の全てについて、よく読み、理解し、遵守し、実施してください。(取扱説明書の内容を理解できない場合は原則使用禁止とされています)
※製品を正しく使用するための適切な指導を受け、また製品の機能とその限界について十分理解した上で使用してください。
※クライミングは重度の傷害や死につながる場合があります。使用方法を熟知していて責任能力のある人、あるいはそれらの人から目の届く範囲で直接指導を受けられる人のみ使用してください。
※クライミングギアは必ず危険が伴います。ユーザー各自で自身の行為、判断、および安全の確保についてその責任を負う必要があります。クライマーを重度の傷害や死の危険に晒さないための注意を怠らないでください。

2024-07-20 13:46:34

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