今年2024年に創業100周年を迎えた我らがEVERNEW(エバニュー)!
本当におめでとうございます!
今回ご紹介するのはその100周年を記念して発売される限定品ですが、なんとなんと!
まさかのガソリンストーブ!
その名も『B.C.stove』。
(=Back Country stove)
これは且つて『Bordeauk Burner(ボルドーバーナー)』の名称で存在した、アウトドア業界では知る人ぞ知る往年の名作をベースにしたバーナーです。
ボルドーバーナーはその名の如くフランスの職人が一つ一つ手作りしていた事でも有名で、画像が載せられないのが恐縮ですが(調べたら出てきます!)、その美しく輝くボディはあたかも芸術作品のようで憧れていた人も多かったのを記憶しています。
そんな本家に対してエバニューがリリースした『B.C.stove』、外観こそ違えど本家同様職人さんが一品一品手作業で仕上げるという部分は共通、“魂”というクラフトマンシップは継承されているわけです!
(しかも日本製)
そんなこんなで『B.C.stove』は2024年限りの完全限定生産アイテム!
本家ボルドーバーナーも既にプレミア品になっていますが、この『B.C.stove』もやがて同じような憧れの存在になるのでしょうか!?
さっそくチェックしていきましょう。
基本情報
まずは「B.C.stove」が一体どういう製品なのか?を簡単にご説明いたします。
それというのもこの製品、本家のボルドーバーナーの存在を知らない方を完全に置いてけぼりにしているからです(笑)
「B.C.stove」の要点として、
これらが挙げられます。
本家のボルドーバーナーもほぼ同じと思ってください。
以上のように一見するととても一般的とは思えず、どちらかと言えば玄人・熟達者向きのアイテムに感じられる事と思います。
かなりニッチなアイテムな印象ではないでしょうか。
そうなんです、且つてのボルドーバーナー自体もそのようなキャラクターだったため、今回の「B.C.stove」に価値を感じるという人は極僅かかと思われます(笑)
事実「B.C.stove」の発売が発表されても、反響は人によって様々でした。
公式HPの商品紹介にはこのように記載されています。
“シンプルな燃焼ギミックはまるで焚火のよう。ノスタルジーを感じてください。 構造がシンプルなので火をつけるまでは簡単。それからが腕のみせどころ。 ご機嫌な炎で燃える日もあれば怒りっぽい時もある。 なだめたり励ましたり、そんな面倒を楽しむストーブ。”
この通りエバニューも“刺さる人”に向けてピンポイントに企画と開発を行ったのが伺えます(笑)
という訳で改めてこの「B.C.stove」、どんな人におすすめかと言いますと、
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本家ボルドーバーナーが大好き!だからこっちもゲットしたい
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本家は買い逃した!だからこそゲットしたい
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ガソリンストーブ大好き!古今東西のガソリンストーブを揃えたい
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バーナーと名のつくものは片っ端からコレクションしたい
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レトロでクラシックなアイテムに弱い
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人と違う、一風変わったギアに惹かれる
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とにかくエバニューの大ファン!
こういった感じではないでしょうか!?
以上が「B.C.stove」の簡単な紹介、というか今回のムーヴメントの背景や経緯と言った方がいいかもしれませんね(笑)
使い方
続いて使い方です。
「B.C.stoveも本家も初めて知った」
「クセが強いストーブという事も理解している」
→『それでも単純にB.C.stoveに興味がある』
このような方もいらっしゃると思いますので、以下に使い方の動画を掲載しておきます(公式HPから引用)。
使いこなせそうかどうか、一度チェックしてみてください。
(ボルドーバーナーもほぼ同じような手順ですので、オークション等で狙っている方にも参考になる動画です)
随所に見られるエバニュー独自の拘り
本家が偉大過ぎるだけあって何かとvsボルドーバーナーで比較されてしまいそうですが、今回の主役はあくまで「B.C.stove」。
本家をリスペクトしつつ、エバニュー独自で拘ってあるポイントを見ていきましょう。
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手仕事
全ての接続箇所は職人の手に依るロウ付けによるもの。
職人へのリスペクトの念、手仕事の証として、 敢えて見える形で残してあるそうです。
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パイプ
ガソリンストーブの心臓部。しかもB.C.stoveはポンプを用いた加圧式ではないため、このパイプの成形と組立精度が肝になっています。
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ニードル
こちらもガソリンストーブに詳しい方であれば周知のとおり、バーナーの性能を左右する部分。ネジニードルの締め込みによって炎をコントロールするので、ここでもまた精度が求められます。
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燃料タンク
BC.stoveは加圧式で無い分、タンクの内圧コントロールが重要。その上でタンクの暴発も避けなければならないため、予め設定した高温になると溶ける専用Oリングを装備。密閉は保ちつつも過度なタンク内圧は逃すという高度な設計です。
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シリアルナンバー
全ての製品は水没加圧テストと燃焼テストを行い、 合格した製品に「xxx/100」の番号が刻印されています。
なんとロウ付けの具合も一つ一つ違うのだとか。
まさしく 世界に一つだけのストーブです。
100周年だけに生産数も限定100台!
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総じて感じられるのは“職人の仕事”、これに尽きます。
エバニューの方にも開発や製造の際には引き受けてくれる工房を探すのが何よりも大変だったという風に伺いましたので、その努力の結晶が製品の随所に職人魂として宿り、この「B.C.stove」の何とも言えない雰囲気を醸し出しているのだと思います。
気になる入荷数は?
本気で検討されていらっしゃる方、ここまでもったいぶってすいません(笑)
肝心なのはベースキャンプにはいくつ入荷しているのか、ですよね。
前置きが長くなってしまいましたが、今回のこのエバニュー「B.C.stove」。
限定生産数100台の内、当ベースキャンプには2台入荷しております!
それぞれのシリアルナンバーをご確認ください。
▲ 040 / 100
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▲ 051 / 100
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自分に縁のある数字だと運命を感じるかも!?
パッケージはこのようになっています。
付属品は燃料バルブ操作用のフック棒と、燃料タンクのネジ栓のOリングの予備のみと至ってシンプル。
収納ケースは付属しませんのでご注意ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
100周年のメモリアルアイテムが“エバニューと言えば”のアルコールバーナーでもなければ、超軽量のチタン製品でもないというのが何ともニクいところです(笑)
とは言え、そこをいい意味の期待で裏切ってくるあたりもまたエバニューらしいですね。
100周年に際して公式HP上でも“アウトドアで心がときめくものはなんだろう”と社長の御言葉もありますし、担当の方もいつも“エバニューはエンターテイメントを提供するブランド”と口にされていらっしゃいます。
今後も「B.C.stove」のようにアッと驚くアプローチでワクワクさせてくれたり、そして常に革新的な山ギアを作り続けてくれるエバニューに期待しましょう!
商品ページはこちらです。↓↓↓
■EVERNEW(エバニュー) EBY730 B.C.stove
2024-08-24 15:43:34
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