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独創的なシステムを搭載した新型パック パーゴワークス『ZENN』

独創的なシステムを搭載した新型パック パーゴワークス『ZENN』

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN / ゼン


PaagoWorks(パーゴワークス)のHIKEシリーズに新たなシリーズが登場です。
その名も『ZENN(ゼン)』シリーズ。
3月28日(金)発売の新商品であり、2025シーズンのバックパックカテゴリーでも注目株です。

パーゴワークスのHIKEモデルのラインナップとしては、バディシリーズやカーゴシリーズ以来の新作となる今回のゼンシリーズ。
そのバディシリーズや、RUNモデルのラッシュシリーズのDNAも継承した背負い心地や使い勝手、
そしてカーゴシリーズに代表されるような、いかにもパーゴワークス!と言った面白いギミックも備わっています。

バックパックの新境地を拓いたとも言えるゼンシリーズ、早速ですが特徴を見ていきましょう。

バリエーション

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN 25 / ゼン 25

▲ゼン 25

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN 35 / ゼン 35

▲ゼン 35

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN 45 / ゼン 45

▲ゼン 45


ゼンシリーズは25、35、45という3つの容量での展開となります。
カラーはいずれもブルーとグレーの2色ずつ。
サイズはそれぞれ1サイズとなっています(背面調整式)。

パーゴワークスファンやユーザーの方にはお分かりいただけると思いますが、容量的にもカラーリング的にもバディシリーズやラッシュシリーズとも絶妙に被っていないので、この時点で既に新しいキャラクターとして受け入れて頂けるでしょう。

キーワードは『ZENN SYSTEM』

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN 25 / ゼン 25

▲ゼン 25

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN 35 / ゼン 35

▲ゼン 35

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN 45 / ゼン 45

▲ゼン 45


ゼンシリーズを語る上でのキーワード、それが“ZENN SYSTEM”と呼ばれる、今回新たに設計された背面システムです。
ネーミング通りゼンの核心部でもあるこちらが背負い心地と機能面、両方で重要な役割を果たしています。

というわけでまずは背負い心地について。

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN 35 / ゼン 35 PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN 35 / ゼン 35

*写真はZENN 35

幅広に作られているショルダーハーネスはバッグの荷重を肋骨全体に分散するため、見た目以上安定感があります。
その為に歩行時の揺れを減らすとともに肩への負担も軽減します。
またラッシュ20やラッシュ30を彷彿とさせる、細身且つ上部にボリュームがある高重心なシルエットですので荷重バランスも理想的。

ちなみに腰部についてはZENN25がベルト式、ZENN35とZENN45がハーネス式となっています。

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN 35 / ゼン 35 PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN 35 / ゼン 35

*写真はZENN 35

ZENNは標準的なバックパックよりもショルダーハーネスの支点が低く設定されています。
これによってショルダーハーネスの有効長と柔軟性を確保する事と、フィット感の向上を狙ってあるとの事。
またトップスタビライザーでバッグの荷重を身体側に寄せてもフィット感に影響しないよう出来てるのは秀逸だと感じます。

バックパネルとショルダーハーネスは一体になっており、パック本体とはベルクロとフック(後述)で接続されています。
これの取り付け位置によって背面長を調節する仕組みです。
こちらも他社にない斬新な発想。
調整幅はZENN25が背面長38〜48cmに対応、ZENN35とZENN45が背面長44~54cmに対応となっています。
(目安身長はすべて155cm〜180cmで共通です)
このサイズ調整幅と考え尽くされたショルダー形状によって男女問わずフィットさせることが可能になっています。

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN / ゼン

気づきにくい点ですが、25と35&45とでは背面構造が異なっています。その為35&45ヒップハーネス(取り外せる)は25には互換がありません。
(ショルダーハーネスは25・35・45で共通)


以上がまずZENN SYSYTEMがもたらす快適な背負い心地について、でした。


続きまして機能面です。

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN 25 / ゼン 25

▲ゼン 25

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN 35 / ゼン 35

▲ゼン 35

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN 45 / ゼン 45

▲ゼン 45


ショルダーハーネスとヒップハーネス(35と45のみ)、フロントポケットがすべてモジュール設計、つまり取り外しが可能になっています。
これこそがZENN SYSTEMの全容であり、そしてZENNシリーズの最大の特徴にもなっているというわけです。
これによって用途に応じた機能を選ぶことができ、例えばフロントポケットを省いて軽量化したり、35と45であれば状況に応じてヒップハーネスの有無を選択できます。

そしてギミック好きにグッとくるのがこのモード。

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN / ゼン

本体から取り外したショルダーハーネスとフロントポケットを組み合わせるとサブザックの出来上がり。
この時もベルクロとフック(後述)で接続します。
山小屋からの山頂アタックや各種サブ行動、下山後の散策におすすめです。
使い方次第では旅行や出張等でも活躍してくれそうです。

このようにユーザー次第、アイデア次第で様々な“ZENN SYSTEM”を使いこなして遊びを楽しむことこそがZENNシリーズを通してパーゴワークスが提案したいことなんじゃないかなと思います。

ちなみにフロントポケットの容量は5リットルで、これは全サイズ共通。
ショルダーハーネスも全サイズ共通なので、つまりどのサイズを買ってもサブザックは同じになります。

またそれぞれの商品名の容量はこのフロントポケットの容量込みの表記になっていますので、本体単体はそれぞれ-5Lした容量という事になります。

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN 25 / ゼン 25

ショルダーハーネスにはスマホやペットボトル(500ml)が入るポケット付きなので、お気楽な日帰り登山や簡単なトレランだったらサブザックモードで十分ではないでしょうか。

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN 25 / ゼン 25

バディやラッシュ20&30は背面パネルしか外せませんでしたが、ZENNはショルダーハーネスごと取り外せるため洗濯可能な範囲が広がりました。
衛生管理面も◎な構造ですね。

 ZENN SYSTEMのコアともいえるこのショルダーハーネスについてもう少し解説します。

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN / ゼン PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN / ゼン

本体とフロントポケットそれぞれに対し、ショルダーハーネスはベルクロとこのゲート付きフック(計4ヶ所)で接続しています。
フックのゲートはワンアクションで開閉ができる仕組みですのでとても簡単。

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN / ゼン PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN / ゼン

この為サブザックモードへの移行もとてもスムーズに行えます。

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN / ゼン

ショルダーハーネスの背面パネルにベルクロのオス(フック)、本体およびフロントパックの背面にベルクロのメス(ループ)がセットされています。

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN / ゼン

フロントパックの各ループの用途

  • 黄色○:本体との接続・・・コンプレッションベルトを通す

  • 黄色□:ハーネスとの接続・・・上記フック


以上の通り、背負い心地の為に開発されたショルダーハーネスがギミックとしても機能しているから見事。
今回の新作もパーゴワークスのパックづくりへの拘りと遊び心全開って感じがしませんか?
いつもユーザーが驚く仕掛けを用意してくるのがニクい、あっぱれ!

メイン気室も存分に優秀

ZENN SYSTEMばかりに目が奪われがちですが、そこは流石パーゴワークス、メイン気室も優秀で使い勝手バッチリです。
つまりフロントポケット無しの“素”の状態で使用しても十分に使えるパックになっています。

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN 25 / ゼン 25

▲ゼン 25

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN 35 / ゼン 35

▲ゼン 35

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN 45 / ゼン 45

▲ゼン 45

メイン気室の開閉は25がチューブトップ式でドローコードを引いて開閉、35と45はロールトップ式(35と45の違いはロールトップ部分の容量差)です。
いずれも高重心設計による広めの開口部になっていますので、ストレスなくギアの出し入れができそうです。

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN 25 / ゼン 25

▲ゼン 25

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN 35 / ゼン 35

▲ゼン 35

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN 45 / ゼン 45

▲ゼン 45

各サイズともトップポケットも備えていますので、行動中すぐに取り出したいものはこちらを使うといいでしょう。

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN 45 / ゼン 45

ロールトップ式の35と45ですが、サイドジッパーも備えていますので、パッキングを工夫すれば必要な道具に素早くアクセスが可能です。

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN / ゼン ダブルジッパー仕様なのでトップを閉じた状態でも下から開ける事が可能。
行動中はこの機能が活躍しそうですね。

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN 35 / ゼン 35

大型のサイドポケットは全サイズ共通仕様。
500mlのボトルが2本入る設計です。
背負った状態でも出し入れでき、かつ不意に脱落しない構造。
耐摩擦性の高いストレッチ素材を採用。

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN / ゼン

本体のコンプレッションベルトはフロントパックの接続も兼ねているという合理的な仕組み。

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN / ゼン

フロントパックを外すとこんな感じ。
何やら思わせぶり!?なループがあちこちに配置されている・・・。

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN 25 / ゼン 25

メイン生地には超高分子量ポリウレタン繊維を使ったExtreema Grid Nylonを採用。軽くて堅牢でパックに理想的な素材

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN / ゼン

ボトムには引き裂き強度の高いECOPAKを使用。
激しく遊ぶ方でも安心。
この付近にも思わせぶり!?なループがいっぱいです・・・。

 
PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN / ゼン

35と45のヒップハーネスですが、残念ながら収納力はありません。
 

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN / ゼン

なのでこんな感じにポーチ等で拡張してあげれば良いと思います。
ちなみに写真は同社のスイッチ・Mサイズ。

  PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN / ゼン

メイン気室内上部にはこのようなフックが2つ設けられています。
これはどのように使用するのかというと・・・

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN / ゼン こうやってW-FACEポーチ等、同社のアクセサリーを連結する事ができます。
手元に現物が無い為確認できていませんが、現在人気のMY FIRST AIDも接続できるらしいです。
小さいポーチはザックの中で迷子になりやすいので、これはかなり助かりますね。

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN / ゼン

▲ゼン 25

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN / ゼン

▲ゼン 35

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN / ゼン

▲ゼン 45

背面には取り外し可能なフォームパッドが入っていますので(45はアルミフレームも)、こちらでもフィット感の調節が可能です。

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN / ゼン

フォームマットのサイズはこんな感じ。
簡易マットとしても使うことができます。
厚さは計測してみたところ5~6mmでした。

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN / ゼン

ZENN45のみアルミフレーム入り。
重量がある時はフレーム入りの方がしっかり荷重を支えてくれるでしょう。



いかがだったでしょうか。

この新商品、というかパーゴワークスの製品すべてに共通していますが、情報量が多い・・・(笑) *誉め言葉です
できればシンプルに要約したいところですが、今回のZENNもせっかくたくさんの仕掛けが仕込まれているので余すところなくお伝えしようと思ったらえらい長文になっちゃいました<m(__)m>
それでもまだ語り尽くせてない部分、掘り下げ切れていない魅力がきっとあります。
・・・うん、絶対あるし100%語り尽くすのはおそらく無理(笑)

公式のアナウンスによるとZENN SYSTEMの各モジュールパーツは今後別売りや他のオプションの開発も計画されている模様ですし、上記の通り“思わせぶり”な機構の事もありますので、後々の拡張性を予め計算されているのではないかと思います。
この辺りは期待を込めて楽しみにしておきましょう。

毎回新商品登場の度に斬新かつ独創的な発想で我々ユーザーをアッと驚かせてくれるパーゴワークスですが、今回もまたやってくれましたね。
山遊びに限らず、あらゆる活動の可能性を拡げてくれそうな新しいバックパックの登場に皆さんも心が躍ったのではないでしょうか。
フィット感やギミックはぜひ店頭でチェックしてみてください。
容量もカラーも結構悩ましいバリエーションですので、売り場での長考大歓迎でございます(笑)

以上、今回はパーゴワークスのZENNシリーズのご紹介でした。

商品ページはこちらです。
↓↓↓
PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN 25 / ゼン 25

▲ゼン 25

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN 35 / ゼン 35

▲ゼン 35

PaaGo WORKS(パーゴワークス) ZENN 45 / ゼン 45

▲ゼン 45

2025-04-03 14:14:55

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