今年もLUNA SANDALS(ルナサンダル)の入荷がスタートしました。
暖かくなって早々に販売開始となりましたので、今シーズンはより長く“ルナ活”が楽しめるかも知れませんね。
という訳で今回は今年2025シーズンのベースキャンプの取り扱いラインナップを紹介いたします。
昨年も立ち上がりのタイミングで同形式の記事をアップしてますので、旧モデルについてはそちらを参照いただければと思います。
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LUNASANDALS 2024
それではさっそくまいりましょう。
VENADO(べナード) 2.0
▲VENADO 2.0
今年も不動のエース、ナサンダルの代名詞的存在「VENADO(べナード) 2.0」です。
通称『走り方を教えてくれるサンダル』。
ラインナップ中最も薄く、且つシンプルなソール形状をしているのでベアフットの本質的テーマ“裸足感覚”の覚醒を目指してルナサンダルにチャレンジしたい場合はまずこれ。
始めのうちは未知の刺激や痛さに戸惑うかもしれませんが、慣れてくるに従ってそれらが段々と快感に変わってきます。
また痛みが出るという事で正しい姿勢で立てていなかったり、接地や歩行に問題があるという事に気づかせてもくれます。
このように刺激に病みつきになったり、自分の足や身体の事を深く考えるようになっていれば、それはすっかりルナサンダルの虜になっている状態と言えるでしょう。
何よりも足が解放された感覚、窮屈さのない自然で自由な履き心地は近代のハイテクシューズでは決して体感できない気持ちよさです。
自然な足の状態=裸足をスタンダードにするためにも、アクティビティだけでなく、普段履きにも積極的にルナサンダルを活用してベアフットを日常に取り入れましょう。
ちなみにべナードはお財布面でも優秀。ルナサンダルも年々値上がりしている中、べナードは引き続きラインナップ中一番安価です。
その点でも迷ったらとりあえずこのべナードからルナサンダルデビューで間違いないでしょう。
基本中の基本、イロハのイながらブランドの神髄でもあるルナサンダル。
MONO(モノ)
続いてはべナードよりも厚みがある「Mono(モノ)」です。
ソール材質自体はべナードと同様ですので、厚底ながら柔軟性を失うことなくクッション性UPを実現しています。
よって普段履きや日頃のトレーニングはべナード、より長時間/長距離を歩いたり走ったりする時はモノ、みたいな使い分けに適しています。
また厚みだけでなく、ラグ(溝)があるのもべナードと異なる点。
このおかげで多少の不整地はこなせます。
このようなサンダルが初めての人にとってはやはりべナードの薄さは抵抗がある方もいらっしゃると思います。
なので、そういう時はこのモノから始めてみましょう。
実際スポーツやアウトドアはまったくやらないけど普段履きやファッションでルナサンダルを履きたいというニーズは多い為、実は毎年べナードのトップの座を脅かしつつある存在でもあります。
という訳でモノは色んな人、色んな用途にマッチする高い汎用性が自慢のルナサンダル。
ここでおさらいも兼ねて、2タイプあるストラップについても解説しておきます。
Retro(レトロ)はルナサンダルオリジナルのストラップタイプ。
簡単に言えばべナードと同じタイプと捉えてください。
レトロタイプにはテックストラップというパーツも付属します。
テックストラップはヒールストラップと足首を固定する為のベルクロストラップ。
フィット感を高めたい時に用います。
もちろん必要なければ使わなくてもOK。
このように調正のバリエーションが多いのがレトロタイプです。
もう一つのWinged Edition(ウイングドエディティション)は側面のサブパーツによってストラップ全体を自立させている仕様です。
簡単に言えば一般的なビーチサンダルみたいにストラップが浮いていると思ってください。
ウイングドエディションは普段履きなら特に重宝する仕様で、玄関口でもサッと足を入れる事が出来るし、履いた状態でのストラップ調整がレトロよりもし易くなっています。

またレトロはジャストフィットを導き出すまでに試行錯誤を重ねる必要がある為、それが却って煩わしく感じるようであればこちらのウイングドエディションの方がいいかもしれませんね。
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以上の通り2つのストラップタイプにはどっちもメリット・デメリットもあるんですが、最終的にはユーザーさんごとの好みや相性で選ばれている感がありますので一概にどちらがおすすめとは言い難いです。使用用途によっても異なると思います。
お近くに取扱店がある場合は一度両者を履き比べてみて、ストラップ調整のし易さ等、ご自身の判断基準で比較されてみるといいと思います。
Oso Flaco(オソ フラコ) / Oso(オソ)
最後はオフロードシリーズの「Oso Flaco(オソ フラコ)」、そして2025シーズン新モデルの「Oso(オソ)」です。
べナードやモノと異なりアウトソールを備えているのが最大の特徴。
しかもそのアウトソールは現在多くの登山靴やトレランシューズに採用され信頼と実績抜群のビブラム・メガグリップソールです。
ラグパターンもモノと比べて断然不整地向けなのがお分かりいただけるかと思います。
これこそがオフロードシリーズたる所以。
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メガグリップの安心感は言わずもがな、一般的な登山靴と比べてもなんら遜色ないラグパターン。 というか裏から見るとこれがサンダルとは思えません(笑)
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ラグも決してワンパターンなものではなく、山=上り・下りに対応できるよう設計されています。
アウトソールがある分、べナードやモノでは難しい不整地での着地安定性、突き上げに対する防御力が山を歩く際に大きな安心感をもたらします。
そもそもべナードとモノにはアウトソールが無いので、オソシリーズの耐久性の高さは言うまでもないでしょう。
お気軽なハイキングならこのオソシリーズでも問題なくこなせますし、何より小屋サンダル・テン場サンダルにもってこいです。
メインシューズとして使いこなせるようになれば、山歩きの新境地に達するかも!?
という訳でオソシリーズは山が主戦場の方、あるいは耐久性を重視したい方の為のルナサンダル。
ここからは新商品の紹介も兼ねてオソ フラコとオソの違いを説明します。
両者はスタックハイト[地面から足裏までの距離]の差で区別されています。
単純に厚みの違いと思っていただいて大丈夫です。
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Oso Flaco:11.5mm
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Oso:17.5mm
このようにかなりの差があります。
*「Flaco」はスペイン語で『薄い』の意味。
この差がどれくらいか、参考までに昨年は展開していたシリーズの仲間・Middle Bear(ミドルベアー)も加えて比較してみます。
名称に規則性が無いので非常にややこしいですが(笑)、3モデルとも同じメガグリップアウトソールを搭載したシリーズ。
(ラグパターンも同じ)
よって、
Oso Flaco < Midlle Bear < Oso
の順で厚くなります。
なので今年の新作オソは過去のシリーズと比較してもかなりの厚底(あくあまでルナサンダルにしてはの話)の部類になりますね。
どの厚みを選ぶかによってで突き上げ感や衝撃吸収性能が変わってくると思います。
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こちらは実測値。
アウトソールはどのモデルも共通なので、ベースの厚みの差がスタックハイトの厚みの差になります。
*ミドルベアーはカタログスペックと誤差アリ
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*公式カタログではスタックハイトにフットベッドの厚さ(=約1mm)が含まれておりませんので、上記のような表記にしております
以上の事からも、今年のオソについては従来のモデルでは足の保護に不安があったり、もっと酷使して使いたいという人向けではないでしょうか。
あるいは山でルナサンダルを使ってみたかったけど、オソ フラコやミドル ベア―では心許ない感じがして二の足を踏んでいた、みたいな方の救世主になり得るのかなと思います。
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新キャラ登場によって人気のバランスがどう変化するのか、販売している我々としても楽しみです♪
まとめ
以上、昨年に比べて種類が減った形ではあるものの、逆にべナード・モノ・オソの往年のシリーズ三本柱が改めて存在感を放つ2025年のラインナップとなっています。
よりコアな部分が強調された感じですね。
ちなみに今年もポジショニングマップにまとめてみましたので、選び分けの参考にしてみてください。

今回も区分化はあくまで当店目線ですのでご容赦ください。
以上、2025シーズン、ベースキャンプ取り扱いルナサンダルラインナップのご紹介でした。
店頭ですと試し履きも出来ますので、どうぞご遠慮なくお声掛けくださいね!
商品ページはこちらです。
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ベースキャンプ LUNA SANDALS(ルナサンダル) 取扱一覧
2025-04-05 11:39:05
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