JHQ(ジェイエイチキュー)の新商品、『マルチカマ』の紹介です。
JHQと言えばキャンパーだけでなく料理愛好家にもファンが多いマルチグリドルが有名ですが、今回は新たに鍋/釜の登場となります。

このマルチカマもマルチグリドルに続くヒット商品になるのでしょうか、注目です!
韓国の伝統的な「かまど鍋」がモチーフ
非常に個性的で特徴のあるシルエットをしているマルチカマですが、そのモチーフは韓国の伝統的なかまど鍋。
韓国では鋳鉄製の大釜(かまど鍋)『カマソッ』は“温もりを感じる家庭料理”には欠かせない調理器具として、古来より親しまれているそうです。
マルチな調理器具
カマソッのフォルムを受け継いだマルチカマは実に多用途に活躍。
炊く・煮る・揚げる・焼く・炒める・蒸すを、これひとつでこなす万能調理器具。
よってマルチグリドルでは難しかったレパートリーを楽しむことも可能に!
マルチカマは伝統的なかまど鍋形状によって、熱と蒸気を逃がさずに内部に閉じ込める設計です。
食材全体をムラなく加熱し、ごはんもふっくら炊き上がります。
内面は日本の羽釜と似ていますね。
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底から壁面にかけては曲線形状ですので、じゃもじやへら、お玉やスプーンとの相性も良さそうです。
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特徴のある蓋の取っ手は本家をリスペクトしてこの形状なのでしょう。
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取っ手は内側からネジで固定されています。
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蓋はやや重みがありますが(388.5g)、この取っ手のおかげで掴みやすいです。
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蓋は本体とバッチリ勘合するようになっています。
蓋の適度な重さも相まって、内部の熱をしっかりと閉じ込めてくれそうです。
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持ち運ぶときはここを使いますが、割と浅め?
熱くなりますので、鍋つかみは必須、火傷に注意!
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マルチカマは本家と異なりアルミ合金製。
その為重さは約1.25kg(本体のみ)と、鉄鍋や土鍋と比べると半分くらいの重さなので、火から下ろす時や洗う時の負担が少なく、持ち運びや取扱いがとても楽です。
*実測してみたところ1,129gでした(鍋:740.5g、蓋:388.5g)
何より鋳鉄や土鍋と違ってうっかり落としても割れる心配がないので、キャンプ場やキッチンでも助かりますね。
お子様がいらっしゃる状況でも安心です。
そしてアルミ合金の優れた熱伝導率は熱を素早くかつ均等に広げ、食材全体をムラなく効率的に調理ができます。
これによって調理時間の短縮、エネルギーの節約に効果的です。
マルチグリドルの特長も併せ持つ
マルチカマもその名の通り、マルチグリドル同様マルチな熱源に対応しています。
直火、ガスはもちろん、IHにも対応しているので、キャンプだけでなく家庭用として日常的に、さまざまなシーンで活用する事ができます。
またこちらもマルチグリドル同様ですが、全面に耐熱性・強度に優れているセラミックコーティング加工が施されており、洗いやすくお手入れも簡単になっています。
コーティングには環境や人体への悪影響が懸念されるPFOAは含まれておらず、より安全で環境にも配慮した設計です。
安定設計
マルチカマの底面は12本のくぼみを施した独自の構造をしています。
これにより、あらゆる五徳にフィット。コンロ上でもバーナー上でも、揺るがぬ安定感を発揮します。
参考までにポピュラーな各CB缶コンロとの組み合わせを紹介しておきます。
with
イワタニ タフまるXG
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with
スノーピーク HOME&CAMPバーナー
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with
SOTO レギュレーターストーブ FUSION
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あくまで“かまど”としての様式美に拘るという方はこちらも参考にしてみてください。
↓↓↓
withi
ユニフレーム 薪グリル Solo
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ちなみに底面のサイズに関してはカタログにも記載がなかったので計測してみたところ次のようになりました。
▲φ約14.4cm
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▲φ約18.5mm
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手持ちのストーブや家庭のIHコンロ、あるいは薪ストーブのかまど穴で使用したいという方は上記の値を参考にしてみてください。
下からのアングル
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以上のように、大まかにスペックや大きさをご紹介いたしました。
ここまででもまだ皆さん気になっていらっしゃるのは、
“じゃあこのマルチカマ、果たして何人用なの?”
ではないでしょうか?
実はこれも公式カタログでの記載が無いんですよね・・・。
実物が確認できるならともかく、マルチグリドルみたいなフライパンと違って、マルチカマのような鍋類はサイズだけでなく容量も記載がないと実用イメージが掴みにくいですよね。
という訳ですの、最後にまた参考にして頂けそうな写真をあげておきますね。
マルチカマの調理容量について
容量計測の為に水位で比べてみました。
結果は上記の通り。
この具合ですと1~2人くらいを想定したサイズ感、どちらかというと少人数あるいは少量用といった感じでしょうか。
ちなみに初めてマルチカマの現物を触った時、サイズ感でピーン!と直感が走ったのがありまして、それも検証してみたかったので併せて紹介しておきます。
ハイ、そうなんです。
カマ本体の容量はどんぶりサイズのカップ麺が1食分、すっぽり収まるサイズでした。
・・・これもシンデレラフィットって言っていいのかな(笑)
という事ですので、
マルチカマはソロ使い、もしくは少人数でシェアするくらいのサイズ感
という結論で一旦はいかがでしょう?
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石焼きビビンバではこういうロングスプーンが活躍しそう♪
但し、コーティング剥がれには要注意(笑)!
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ネット注文でご検討中の方は参考にして頂けましたら幸いです。
いかがだったでしょうか。
マルチグリドルに続き今回のマルチカマもまたキャンプ飯のレパートリーが増え、且つお手入れなど取り扱い面での気軽さからヒットしそうな予感がします。
マルチグリドルもキャンプギアにとどまらず、家庭での調理器具としてヒットした背景もありますので、マルチカマもそれに続いてくれるか楽しみにしております。
JHQアイテムとしても遂にグリドル以外の調理器具登場となりますので、我々も大いに期待しています!
パッケージも綺麗な化粧箱入りですので、キャンプ好きの方、料理好きの方へのプレゼントにも良さそうですよ☆
店頭では展示見本品もご用意しておりますので、ぜひ手に取って重さや質感・サイズ感をご確認頂ければと思います。
以上、今回はJHQの新作調理器具・マルチカマのご紹介でした。
商品ページはこちらです。
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2025-05-11 11:22:09
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