本日2025年8月28日始動の新たなフットウェアブランド『Notace(ノータス)』、
そして記念すべきファーストモデルである『Yama T1(ヤマ ティーワン)』をご紹介いたします。
アメリカ×日本のミニマル・ナチュラル・ベアフット発想
『Notace』は米国発のフットウェアブランド。
“足は自然なかたちで、自由に機能すべきだ”という理念に基づき、体にとってあるべき理想のシューズを作るために創設された新たなブランドです。
その信念が『Escape the Noise ~自由がノイズを取り除く~』というブランド哲学に込められています。
ブランドとしての初めてのプロダクトであるYama T1はまさしく上記哲学を具現化した一足。

身体の感覚を研ぎ澄ます為の理想のシューズとして誕生したYama T1ですが、ネーミングからも分かる通り、実は日本で設計されています。
引き算の美学、より自然に、素材(体)の潜在能力を引き出す等の日本的思想がエッセンスとして注ぎ込まれており、ブランド理念と見事にシンクロしています。
Yama T1
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▲BLACK:WHITE
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▲IVORY
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▲TRIPLE BLACK
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Notaceが最初に手がける「Yama T1」は、あらゆるチャレンジに対応できる高い汎用性を備えたトレイルシューズです。
足本来の自然なポジションを促す「ゼロドロップ構造」「フットシェイプデザイン」を採用しており、スタックハイトは15.5mm。
これにより、地面と対等に向き合うことができ、姿勢、重心、衝撃の面で自然でリスクのない状態を手に入れることができます。
以上だけならごく平凡なベアフット系シューズに思われるかもしれませんが、果たしてNotaceのYama T1の真価はどのようなところにあるのでしょうか。
自然な柔軟性を引き出す『アナトミカルグルーヴ』
Yama T1の最大の特徴はミッドソールにあります。
一般的にベアフット系と言われるシューズば薄ければ薄いほどもてはやされる風潮があり、その薄さ故ミッドソールに該当する部分が省力されているものがほとんどです。
もちろんそれこそがベアフット系シューズらしいとも言えますが、薄さが極端であればあるほど足への刺激(=負荷)が過剰になり過ぎて、履く人を選んでしまいます。
対してYama T1はミッドソールを搭載する事で足の感覚を阻害することなく長時間履くためのプロテクションも有しています。
でも、ここまでで疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか。
ミッドソールもあって、しかもスタックハイトは15mmとベアフット系としては決して薄くもない。
むしろプロテクションが強すぎて、ベアフット系とは呼べないのでは?
柔軟性なんて無いだろう?
という疑問がおそらく―。
この問題を解消しているのが『アナトミカルグルーブ』という革新的な機構。

アウトソールだけでなく、ミッドソールにまで施された複数の溝がYama T1に360°の柔軟性を与えています。
特筆すべきは縦に走っている溝、これによりタオルを絞るかのごとく大きく捻る事すら可能に。
これはつまりどこまでも足の自然で自由な動きに追従してくれるという事です。
またラグパターンも幾何学構造的に配置されており、これによって包み込むようにソール全体が変形、足裏で地面を掴むような動きを可能にしています。
物によってはミッドソールの無いベアフット系シューズよりも、ミッドソールがあるYama T1の方が柔軟性に優れているのではないでしょうか。
むしろミッドソールがあるからこそ再現できる柔軟性、これがYama T1の真骨頂かもしれません。
ミッドソールに使用されている素材は次世代のeTPUで、衝撃吸収性も反発性能も◎。
超軽量でソフトな履き心地をもたらします。

よってYama T1が一般的なベアフットシューズと決定的に異なる点はとにかくにミニマルにし尽くす事よりも、しっかりとトレイル等で履き倒せる汎用性を考慮して設計されているという点になります。
強すぎる刺激は時に代償を伴う可能性もあり、もしくはダイナミックな動きの妨げになる場合もあります。
どれだけミニマル志向であっても短時間で足が疲労困憊になったり、ましてやケガなどしてしまっては本末転倒―。
そこでNotaceが追求したのが“感じるけれど、強すぎない。絶妙な足の感覚”。
Yama T1の程よい足裏感覚×柔軟性×適度なプロテクションの絶妙なバランスはベアフットスタイルをより長時間に渡って快適に楽しむ為の設計なのです。
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スタックハイト15.5mm
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eTPUミッドソール
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アナトミカルグルーブ
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ラグ(後述)
これらの黄金比がYama T1のアイデンティティを形成しています。
これまでベアフット系シューズに憧れはあってもそのストイックさ故に躊躇してきた方は多いと思われます。
そういった意味でもこのYama T1は履く人選ばず、尚且つベアフット系シューズの理想形と言っても過言ではないと思います。
従来のベアフット系シューズの常識や概念を覆す存在、それこそがNotace Yama T1。
トレイルシューズとしての完成度も高い
その名の通りYama T1はあくまでトレイルシューズ。
ベアフット要素だけではない、並々ならぬこだわりが随所に散りばめられています。
■2重のメッシュアッパー

通気性と耐久性を両立。更に肌面の柔らかさも確保しているので、長時間履き続けても快適です。
■ホールド感に優れるヒールライナー
柔軟性が高いと却って足の納まりが気になりますが、シンセティックスエード製のヒールライナーが優れたフィット感とグリップ性を確保。
踵をしっかりホールドしてくれます。
■3mmの傾斜ラグ
多方向に張り巡らされたラグが全方向で安心のグリップ力を発揮。
登りでのトラクション、全方向への推進力、下りでの安定性を最適化しています。
3mmというと一見心許ない気もしますが、足裏の感覚とシューズ全体の柔軟性を考慮してこの数値に落ち着いたのだと思われます。
これもきっと絶妙なバランスなのでしょう。
■プレミアムTPUテクスチャードインソール

無数のNotaceロゴがユニークなオリジナルのインソールは感覚フィードバックを高めつつ、足裏のサポートにもなっています。
ちなみにロゴのボコボコがいい感じに摩擦を高めてくれますので、シューズの中でもしっかりと踏ん張ることが可能です。

もちろんインソールを取り外して履く事も可能です。
刺激に慣れてきたらこのバージョンにもチャレンジしてみてください。
■そしてとにかく軽量

極めつけはとにかくその軽さ。
Men'sUS8.0で片方192.6gという驚愕の数値。
履いていることを忘れそうです。
このようにベアフット系シューズとしてはもちろん、従来のトレイルシューズとも一線を画した仕様が特徴のYama T1。
『Escape the Noise』。
無駄を削ぎ落し、あらゆるノイズを取り除いて誕生したのはこれまでのどのシューズとも異なる物というのが興味深いです。
Notaceが導き出した「感じる」為の答え、Yama T1。
この答え合わせをしてみたくなった方はさっそく取扱店に足を運んでみてください。
ファーストインプレッション
発売に先駆けて近場のトレイルで感触を確かめてみましたので一部共有しておきます。
ちなみにカラーはIVORYをチョイス。
好みが分かれそうなカラーですが、意外といい感じに自然の風景に溶け込んでると思いませんか?

ナチュラルフットシェイプによりつま先の解放感は抜群です。
何ならALTRAやXERO SHOESと比べてもしっかりと広めかも。
アッパー素材が薄くて柔らかいので、足への圧迫感は皆無。

ちなみにサイズ表記がやや独特で、JPサイズ換算が他のUSAブランドと微妙に異なっています。
私の場合はJPサイズを気にせず、あくまでUSサイズで選びましたが(ALTRAやXERO SHOESと同じ)、問題ありませんでした。
が、気になる人はやはり現物で合わせた方が無難でしょう。

厚過ぎず、薄すぎず。
刺激もクッションも過不足がないように設計されているのは足を置いた瞬間から感じます。
そして路面を掴むイメージは立っているだけでも感じ取れます。
とにかく他のシューズにはない履き心地。
それにシンプルに気持ちいいです。

プロモーションにあるような動きもさっそく試してみました。
実際には敢えてこういう動きはしないと思いますが、他シューズでは難しい足裏で掴む感覚はこのYama T1ならではでしょう。
行きなれたトレイルでも、このシューズを履く事でまたあらたな世界が広がりそうです。
それくらい地面からのフィードバックが多いシューズだと感じます。
足の自然な動きを阻害しないというのも頷けました。
最新鋭ミッドソールの柔軟性と軽量性にも納得。
そしてこれを活かす為にアウトソールも敢えて薄めにしてあるのだなと―。
とにかくシューズ自体が軽いので、履いていることを忘れそうなくらい。
この“違和感なく履ける靴か否か”は、このYama T1の登場によって今後ベアフットシューズ系の比較指標の一要素になるかも。

驚異的な柔軟性による恩恵は地面を掴む動作だけでなく、指をあげる(足を反らす)動作も自然なものにしてくれます。
ちなみに足にはウィンドラス機構と言われるものが備わっていて、写真のように歩行・走行時に足指が背屈して足裏のアーチが引き上げられ、この作用によって足のアーチに適度な剛性を持たせます。
よってウインドラス機構を上手く機能させる事は、地面を蹴る際にも十分な推進力が生まれ、また体重移動もスムーズになるため効率的な歩行・走行が可能になります。
逆に言えばこの機構を阻害してしまうシューズはパフォーマスンの低下を引き起こしている可能性もあり、足底筋膜の不調の原因は自分の脚力ではなくシューズに問題があると考える事ができるかもしれません。
どの特徴も見事に商品説明通りで、履いて、そしてフィールドに出て改めて唯一無二なシューズである事を体感出来ました。
気になる点は耐久性。
ワラーチやミニマルなベアフット系シューズよりもしっかりとした作りはしていますが、本格的なトレイルランニングと比べるとやはりアッパーやアウトソールは心許なさも・・・。
今回はあくまで試用でしたが、これからどれくらいの使用時間に耐えうるかはまだ未知数ですね。
やはりキャラクター的にはトレイルレースや本格的な登山等のガッツリ系アクティビティよりは、カジュアルなトレランやハイク、日頃のトレーニング、デイリーユース向きかなといった印象です。
これからユーザーが増えていくことで色んなインプレッションや使用例があがってくると思いますが、逆にこのシューズを使ってできる事を考えたり、または新しい遊び方を提案するのも面白いと思いますよ。
いかがでしたでしょうか。
ベアフットの本質は足の健康ではないかと考えます。
ですので本当に価値のあるベアフット系シューズとは、より多くの人から支持を得る事ができか否かではないでしょうか。
繰り返しになりますが、従来のべフットの考え方は極端でコア層に支持が偏るものが多かったように思います。
その常識を覆し、新たな価値を創造してくれることをYama T1には期待しています。
私達に付き纏うあらゆるノイズを取り除き、地面と、そして自分の感覚と向き合う為のパートナーにこのYama T1、いかがでしょうか。
履いた瞬間、足元から新たな世界の入り口に立った気になれるかも知れませんよ。
日常の一歩一歩を研ぎ澄ましていきましょう。
魅惑の履き心地、ぜひ店頭でお試しくださいませ。
お待ちしております。
☆この秋には店頭での試し履きイベントも予定しておりますので、どうぞお楽しみに!
以上、今回はNotace Yama T1の紹介でした。
商品ページはこちらです。
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2025-08-25 19:25:22
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