※ハンモックを購入された方には取扱説明書も同封しております。
立木の感覚が3~4mほどで、揺らした時にハンモックに引っかかりそうな枝がなければ、そこが設置に適したポイント。1本しか木がない場合や日陰の方向にハンモックを設置したい場合には片側だけのハンモックスタンドを使うと便利!
間隔 | ハンモックをセットするための木や支えになるような柱を選びます。間隔は概ね3m~4m。 木の間隔がもっと長い場合は、ロープなどで調整する。短めのハンモックの場合は2.5m程度でもいい場合も。 |
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高さ | 高さは、ハンモックに荷重がかからない状態でハンモックの加担が乗る人の太もも付近にくるようセットする。 間隔が狭い場合には低めにロープを結ぶ。 |
ハンモックも樹木(支点)に結ぶロープも、体重がかかると伸びます。伸びた分だけ寝る位置が下がるのでそれを考慮して高さを決めるのがコツ。
間隔が広い場合に強く張りすぎると、ハンモックの広がりが悪くなって寝心地が悪くなってしまいます。こんなときは樹木(支点)に結ぶ位置を高くとることで張りにゆとりを持たせましょう。
ハンモックスタンドを使うと、一本の木があればハンモックを設置できます。
また、日陰のできる方に自由に設置場所を選べるのでとても便利。あらかじめ乗りやすいように長さを調節しておきましょう。
<簡単なロープワークでハンモックを設置する方法>
準備するもの
・丈夫なロープ | 耐荷重を確認し、十分な強度のあるものを選ぶこと。 ロープの直径は7mm~10mm程度が扱いやすい。クライミング用がベスト。 |
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・木を保護する布 | 古いタオルや毛布の切れ端などを使う。 これで樹皮を守ると同時に、ロープの摩耗も防ぐことができる。 |
①樹木を保護するためのタオルや布を巻いて二つ折にしたロープを巻きつける
②ロープの折り返し部分のループに反対側を通す。次にそれを引っ張ってしっかり締める。
③ロープのセットが終わったらロープをハンモックのアイに向こう側から手前へ通す。
④次にロープをアイの後ろ側に回す。
⑤ロープの末端をアイとロープ(手前側)の間に通す。
⑥しっかり締めて出来上がり!
※アイ…ハンモックの端にある輪っか部分のこと
<ロープを使うよりも簡単で安全性の高い設置方法で、ロープワークが苦手な人でも安全に設置できる>
準備するもの
・スリング | 木の直径や木と木の距離によっても変わりますが、長さは120~150cm程度 |
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・カラビナ | クライミング用が軽くて扱いやすいですが、ホームセンターなどのカラビナでもOK。 注意点として必ず耐荷重表示のあるものを使用すること。 |
・木を保護する布 | 古いタオルや毛布の切れ端などを使う。これで樹皮を守ると同時にロープの摩耗を防ぐ。 |
①樹木を保護するためのタオルなどを巻いてスリングを巻き付ける。
②片側のループに反対側を通してしっかり締める。
③強度のあるカラビナをかけて、ハンモックをセットして出来上がり!
④もし長さを調整したい時は、適当な長さにスリングを結んで調節。
ハンモックを吊るすための金具を取り付ければ部屋の中でもハンモックを楽しめます。
ただし、金具は必ず構造体に取り付ける必要があります。建築の知識をお持ちの方はDIYで簡単にできることですが、構造体がなにか判断できない方は工務店、大工さんに頼んでください。また、木の柱、梁などにネジ止めする場合には、使っているうちにネジが緩む場合があるので時々点検するようにしましょう。
①片方をロープに結んだままの状態で、反対側のアイを結んだままのアイに差込み、ロープで固定する。
②ハンモックの真ん中を持って、ねじる。
※ねじった後
③結んであったアイをはずし、さらにねじりをかけながら半分に折る。
④片方をはずし、アイをもう片方のアイに通し、糸などで結ぶ。
⑤アイを折り返し部分のループに通す。
⑥さらに半分に折り、折り返しのループにアイを通します。このとき折り返し部分がアームストリング部分になるので、絶対にアームストリングの間にアイを通さないこと!
⑦重ねたアイが暴れないよう糸やカラビナなどで固定して洗濯ネットに入れて洗濯する。ネットに入れておかないと絡んだり、引っかかったりするので注意!